皆さんは愛犬にどんなドッグフードを与えていますか?
ドッグフードは同じように見えて玉石混交。中身は全く異なります。
品質に首を傾げたくなるような製品から、無添加や高品質材料をぜいたくに使った最高級のものまでいろいろ。
しかも、見た目や知名度だけでは判断できないですから注意が必要です。
当サイトでは、現役獣医師のDrノブがあまたあるドッグフードの中からおすすめできる製品を紹介していきます。
ドッグフードの基礎知識についても少しずつ解説していきますので、ドッグフードを選ぶ時の参考にしてください。
一口に無添加ドッグフードと言っても、その品質レベルはさまざまです。
そこで、健康なワンちゃんにおすすめできる無添加・グルテンフリー・ヒューマングレードの三拍子がそろったおすすめドッグフードをピックアップしました。
Dr.ケアワン

シニア期に向けて長く健康でいるためのサポート成分が配合された安心の国産フード。
シニア専用というわけではなく、成犬期から始めてシニアになっても元気でいようという考え方です。






モグワン

安全性・食いつき・価格のバランスが取れていて、失敗の少ない無添加ドッグフードです。





Yum Yum Yum!(ヤムヤムヤム)

ペット通販大手のGREEN DOGが発売し、売れに売れている国産ヒューマングレードのグルテンフリードッグフードです。
人間では、やれトマトが体にいいとTVがいえばスーパーからトマトが売り切れ、やれ納豆がいいと聞けば売り場の棚から納豆が消えてしまう、なんてことがよくあります。
それだけ自分の健康のことは気になるんですね。
毎日の食事が健康にとって大切なことは誰もが知っているんです。
ドッグフードも同じことです。
しかも人と違って毎日食べるものを変えることはありません。
一度、ドッグフードの袋を開ければ、無くなるまで同じドッグフードを与えるのが普通でしょう。
想像してみてください。
もし買ってきた製品が質の悪いドッグフードだったとしたら…。
大切な愛犬は毎日それを食べることになるのです。
両者のワンちゃんの健康度の違いは日に日に大きくなっていくことは間違いありません。
ワンちゃんの場合、食事(ドッグフード)の影響は人間以上にあるということです。
だから良質なドッグフードを選んで与えてあげることがとても大切なのです。
Dr.ノブ
安全なフードを食べさせてあげましょう。
タロ
人でも、食べるものにはとても気を使って無農薬や無添加のものしか安心できない人から、生協レベルの安全さがあればいい人、通常のスーパーに売っているもので特に不安のない人まで、さまざまです。
あなたの安心レベルに合わせて、以下のようなポイントを検討してみましょう。
自身の食事に気を使っている飼い主さんなら、愛犬に対しても同じように安心できるフードを食べさせてあげたいものです。
特にドッグフードはワンちゃんが毎日食べ続けるもの。
厳選して良質なドッグフードを与えたいという方も多いでしょう。
最近はドッグフードでも無添加で製造されたものがいくつも出てきています。
また、ドッグフードの原材料には人の食用に使うことができない材料(チキンミールやポークミールなど)の使用が認められているため、それらを使用していないのを売りにした、人の食用に耐えうるレベルの材料を使用した”ヒューマングレード”の製品も販売されています。

もっとも安心で安全なドッグフードを与えたいなら、
無添加+ヒューマングレードの原材料で作られたドッグフード
を選ぶのがベスト。
デメリットとしては、コストがかかることと添加物等を使用したフードよりは食いつきが落ちることです。
人の食べ物に使う添加物はすべて国がお墨付きを与えて、おもてむきは安全な物質とされています。ドッグフードに用いられる添加物もほとんどが人の基準を参考にされています。
でも一方で、添加物は体に悪いという声が常にあるのも確かです。
生協では、科学的に副作用が疑われる結果が出た添加物を使用した製品は自発的に取り扱わないようにし、まだ結果が出ていないものでも疑惑のある添加物は極力、使用していない製品を扱うようにするようにしています。
他にも、現時点では不使用までの判断にいかないものや問題ありの判断を保留したものについても、留意使用添加物や保留添加物としてリスト化して使用の制限や監視に努めています。
これをご覧の皆さんにも、普段から添加物を気にして原材料表示をチェックしたり、できるだけ生協で買い物をしている主婦の方が多いのではないでしょうか?
添加物が人の体に良くないのならワンちゃんの体にも良くないのも当然のことです。
可能なら愛犬にも無添加のドッグフードを与えることが安全なのは異論のないところでしょう。

ペットの健康志向も進んでいるので、今は無添加ドッグフードだけでもかなりの数の商品があります。
どのフードがもっとも安全なのか?とそれぞれの原材料や価格を見ても似たり寄ったり。
ドッグフードによっぽど詳しくない限り、結局どれがもっとも安全なのか迷ってしまうでしょう。
メーカーの売り文句は良いことしか書いていないですが、ドッグフードメーカーも玉石混交。
利益に走った信用のできない製品を作っているところもあるでしょう。
そこで注目したいのがメーカーの消費者に対する姿勢です。
- サイトが消費者に親切でわかりやすいか?
- わからないことが気軽に問い合わせられるシステムがあるか?
- 製品情報を包み隠さず公開しているか?
など、消費者に真摯に向き合ったメーカーであることはとても大切です。
このようなメーカーが作る製品なら安心して愛犬に食べさせることができるでしょう。

愛犬の健康面だけを考えれば無添加ドッグフードはメリットばかり。
でも、デメリットがないわけではありません。
愛犬に無添加ドッグフードを食べさせる前に、マイナス面をしっかり把握しておきましょう。
愛犬に与えるのに安心な無添加ドッグフードですが、デメリットもあります。
1つはコストが高くなってしまうこと。
一般のドッグフードに比べて数倍のコストがかかると思ってください。
人の食べ物でも”無添加”とか”有機農法野菜”とかついたものは価格が高いですよね。あれと同じことです。
無添加の製品が高いと言うよりは、コストを下げるために添加物が使用されていると言えるかもしれません。
もう1つ無添加ドッグフードで気をつけないといけないのは、添加物入りのものに比べると傷みやすいということです。
人工の強力な添加物が入っていないので、酸化しやすかったりして品質の劣化が起こりやすくなります。
密封された容器に入れて冷暗所の保存するなど、管理をしっかりしないといけません。
もちろん管理さえしっかりしていれば、問題なく保存することができます。

無添加ドッグフードでデメリットとまでは言えないかもしれませんが、気になる点がもう1点。
それは風味をよくするための香料や甘味料なども使用されていないため、添加物入りのドッグフードに比べて食いつきが劣る可能性があることです。
嗅覚が非常に発達した犬では、ニオイで食欲がすごく刺激されます。
香料を使うと食いつきが断然違ってくるのです。
香料を使用していない無添加ドッグフードでは、香りの高い良質で新鮮な材料を使用したものがおすすめです。
それなりの材料で作ったドッグフードでは、香りが弱く食いつきが悪くなります。無添加を売りにしていてもワンちゃんが食べてくれなければ意味がありません。
人工添加物を不使用、かつ、良質な材料を使用したドッグフードを選びましょう。
Dr.ノブ
おすすめドッグフード
食べるということは健康のためには欠かせないことです。
どんなに健康に良いフードであっても食べなければ意味がありません。
ほとんど食べずに痩せてしまっては本末転倒です。
気難しく好き嫌いのある子は食いつきを重視してフードを選びましょう。
無添加のドライタイプのフードをどうしても受けつけてくれない場合は、同じ無添加でもウエットタイプのフードを選ぶと食べてくれるかもしれません。
ドライと比べて風味や食感がいいので、ウエットフードを好むワンちゃんは多いものです。
無添加のドライフードを食べてくれなくて、それでも無添加にこだわりたいのなら一度ウエットタイプを試してみると食べてくれるかもしれません。
おすすめドッグフード
食品の扱いではないドッグフードでは、材料の品質に規制はほとんどありません。
一応、ペットフード安全法がありますが、
有害な物質が含まれたり、病原微生物により汚染されたり、またそれらのおそれがある原材料を用いないこと。
と記載されているだけです。
この条件に当てはまっていれば、あとはメーカーの裁量でどんな材料も使えるということ。
そのため安価なフードでは食用に適さない品質の材料が普通に使われています。
食用ではないからと言って、ワンちゃんの体に良くないというわけではありませんが、
「人が食べないものを食べさせたくない!」
と、そのようなフードを受け入れられない飼い主さんもいるでしょう。
そういう場合は、費用はかさみますが、より高品質なヒューマングレード(人が食べるレベルの品質の原材料を用いたフード)のドッグフードの中から愛犬の食事を選びましょう。

ネットでドッグフードを検索すると”ドッグフードのおすすめランキング”がたくさん出てきます。
あれってみなさん必要ですか?
だって、ドッグフードを食べるのはワンちゃんでその好みはいろいろ。
「この銘柄は多くの子が食べた。」
「この銘柄は食いつきが悪い。」
などのある程度の違いはあるでしょうけれど、細かいランキングを作れるほどに差が出るものでもありません。ワンちゃんに評価を聞くことはできませんしね。
安全性にしても、無添加や添加物不使用、4Dミート不使用であれば、製品ごとの安全性に違いはありません。
安全性に関わりそうな他の要素には、材料や栄養添加物とその量、加工方法、保管方法、パッケージ、メーカーの信頼性など、多岐に渡りすぎて客観的に比較することはできないでしょう。
ランキングなんてかなり忖度やサイト管理者の都合が入っているものです。
このサイトでは悩んで自分で決められない人のために一応ランキングを作っていますが、詳細ページにてその商品の”この部分は良いなぁ””この部分はいただけないなぁ”と思う点を洗い出して正直に掲載するようにしています。
その中でも”なかなか頑張っているなぁ”という商品や、ある種の条件や症状のある子では”このフードが合っている”という商品を”おすすめ商品”として掲載しています。
できればその情報をもとに、コストや愛犬の性質、条件、添加物のこだわり、材料へのこだわりなどを考え合わせて、ぜひ、自分で一番いいと思うものを選んでください。
タロ
若くて健康で気になる点が全然ないワンちゃんなら、ランキングにあるドッグフードを選べば間違いはないでしょう。
でも、太っている、お腹が弱い、毛並みが悪い、アレルギーの傾向がある、成長期あるいはかなりの年齢、などに当てはまるワンちゃんなら、必ずしも先のフードがベストとは限りません。
それぞれの状況に合わせたドッグフードの方が、ワンちゃんの健康にプラスになることがあります。
特に慢性的な病気を抱えたワンちゃんなら、専用のドッグフードの必要性は高くなります。
ワンちゃんにおいてアレルギーはとても多い疾患です。
アレルギーには、花粉やハウスダストなどの環境アレルゲンによるアトピーと、食べ物からくる食物アレルギーがあります。
犬ではアトピーのほうが多いのですが、食物アレルギーで悩まされているワンちゃんの数も相当なものです。
そのため最近は、市販のフードでも低アレルゲンのドッグフードがかなり増えましたね。
アレルギーを起こしやすい犬種というのもあって、シーズー、柴犬、ラブラドール、ゴールデン、ウエスティ、シュナウザー、フレンチブルなどがあげられます。
アレルギーの場合も症状が出てからは本格的に治療を開始しないといけません。
しかしまだ症状が出ていなくて、犬種的にあるいは血統的にアレルギーの可能性が高いなら、予防的にアレルギーに配慮したフードを選ぶというのもいいと思います。
多くの人が勘違いしているのですが、”低アレルゲンのフードを食べさせるとアレルギーにならない”と考えていること。
この言葉は半分あっていて半分まちがっています。
というのも、食物アレルギーは離乳期前後に食べたものに対してアレルギーを獲得するというのが今の考え方の主流。
すでに食物アレルギーを獲得してかゆみの症状が出ているワンちゃんには、低アレルゲンフードがうまく症状を和らげてくれる可能性があります。
しかしこの考え方からすると、成犬になってまったくかゆがる様子がない、つまり食物アレルギーを持っていないワンちゃんでは、今後あらたに食物アレルギーを獲得する可能性はほとんどないので低アレルゲンフードを与える必要性はないということになります。
つまり、”低アレルゲンのフードを食べさせるとアレルギーにならない”ではなく、
”すでにアレルギーを獲得している犬では低アレルゲンフードでアレルギーを発症しない(症状が出ない or やわらぐ)可能性がある。
ただし、アレルギーを持っていない犬では低アレルゲンフードを食べても食べなくても食物アレルギー(体質を獲得しない)にならない。”
が正解です。
やっかいなのは、食物アレルギーを獲得して症状は始まっているけれど飼い主さんが気づいていないことも少なくないこと。
犬にも生理的なかゆみというのはあるので、アレルギーを持っていなくてもたまに掻くことは普通のことです。
どの程度掻いていれば、かゆみの症状といえるのかその線引きはむずかしい面があります。
そこで、疑わしいと思ったら積極的に低アレルゲンのドッグフードに変えるのがおすすめ。
アレルギーが多いとされる犬種でも低アレルゲンのフードにしておくほうが無難かもしれません。


具体的にどのようなワンちゃんにはどのような低アレルゲンフードがいいのかを説明します。
はっきりした症状ではないけど疑わしいワンちゃんでは、まずはグルテンフリーのドッグフードを選んでみるのがいいでしょう。
小麦グルテンは犬でもアレルゲンになりやすいので、小麦を原材料に使用していないもの選びたいものです。
代表的なグルテンフリー(グレインフリー)かつ無添加ドッグフードは、輸入製品では
国産でグルテンフリーの無添加ドッグフードでは、
- Dr.ケアワン
- みらいのドッグフード
- ナチュロル
- ブッチ(ウェットフード)
がおすすめ。一度試してみてはいかがでしょう。
軽くアレルギーの症状が出てきているワンちゃんにおすすめは新奇タンパク質のドッグフード
低アレルゲンのフードでは、動物性の原材料に変わったものがよく使われています。
ラム(羊肉)や鴨や魚など一般のドッグフードには入っていない肉を1種類のみ使っているフードがほとんどです。
このような今まで食べたことのないようなタンパク質のことを新奇タンパク質といいます。
上に書いたように、食物アレルギーでは子犬の頃に食べていたものに対してアレルギーを獲得するとされています。
つまり、子犬の頃に食べていないようなタンパク質であれば、理論的にアレルギーを起こさないという考え方で新奇タンパク質が使用されるのです。
新奇タンパク質を使った(かつグレインフリー)低アレルゲンのフードでは、
がおすすめです。
軽く症状が出てきているのなら試してみては?
ただし、どの成分がアレルゲンなのかは調べずに食べさせる場合は、選んだ新奇タンパクにアレルギーを持っている可能性も。
効果が感じられるまで、いくつかの新奇タンパク質を試してみる必要があるかもしれません。
また、動物性タンパク質以外の成分がアレルゲンとなっている場合は、低アレルゲンフードでは対応できないので、病院でアレルゲン検査を受けるか治療用の療法食を使う必要があるかもしれません。
Dr.ノブ
タロ

生まれつきお腹が弱くて、ストレスが掛かったり変わったものを食べただけですぐに下痢をしてしまうワンちゃんは珍しくありません。
寄生虫や感染症など原因があれば対処もしやすいのですが、特に原因がなく安定している時はずっと何にもないのにちょっとしたきっかけですぐにお腹をこわす場合は困ったものです。
対症療法をすれば簡単に治るので、その都度治すというのもありだとは思います。
でも、できれば愛犬にはずっといいウンチをして欲しいものです。
そういう場合は、愛犬のお腹に合ったフードを見つけ続けていくことで、ウンチの状態が安定することが往々にしてあります。
ポイントは
- 低アレルゲンであること
- 脂肪分が少なめなこと
- バランスよく食物繊維が含まれていること
まず、ウンチがゆるくなってしまう原因に何らかのアレルギーが関与していることがあります。
食物アレルギーでは皮膚の症状なしに消化器症状があることは珍しくないのです。
そのため新奇タンパクである必要はありませんが、小麦を使用していない低アレルゲンフードがベターです。
また、食事中の脂肪分が高いと便はやわらかくなります。なので、脂肪分が少なめのフードを選びましょう。
食物繊維は植物のみに含まれる成分で腸内環境を整えるプレバイオティクスの効果が期待できます。
ただし、食物繊維には可溶性繊維と不溶性繊維があり、可溶性繊維が多すぎると便がやわらかくなることもあるので、バランスよく配合されている必要があります。
ネットでは穀物は悪いもののように叩かれていますが、消化が悪いことはありませんし食物繊維によるメリットが大きいので含まれていても問題ありません。(小麦はもちろんNG)
さらにネットで評判の悪いビートパルプも、ヒューマングレードでない以外は問題ないので、フードにお金をかけられないのなら、ビートパルプ入もありです。

これらの条件を満たすお腹にやさしい無添加ドッグフードでは、
などがおすすめ。
ヒューマングレードにこだわらなければ、
のあたりを試してみては。
人間と違って急激な成長をする犬では、成長期には非常に多くの栄養を必要とします。
たとえば、同じ体重の離乳期の子犬と成犬では、子犬の方が約2倍のカロリーが必要なのです。

AAFCOのガイドラインに沿っていれば成犬と共通のフードを食べることは可能です。
実際、手間とコストの掛かるプレミアムドッグフードでは、全ライフステージとして子犬も成犬もシニアも共通の製品が大多数で、成長期用フードを用意しているブランドはわずかです。
でも、それだと子犬の給与量はとても多くなってしまうんですよね。
たいていは問題ないですが、場合によっては食べ過ぎで吐いたりする原因になることも。
なので、できれば成長期専用のフードを与えるのがベターなのは間違いありません。

成長期用の無添加ドッグフードは、
がおすすめ。
シニア期に入ったワンちゃんは代謝が落ち、若い頃のように活発に運動もしなくなります。
そうすると消費カロリーが少なくなるため、全ライフステージ用のフードでは量を減らす必要があり、成長期とは反対に愛犬にひもじい思いをさせることになるかもしれません。
またシニア期には消化機能も落ちてくるため、より消化のいいフードであったほうがいいでしょう。
他にも、シニア期に不足しやすい栄養や毛並みや関節の衰えを補うようなサプリ成分が入っていればなお理想的。

もろもろ考えると、シニア期にはシニア期のことを考えたフードに変えてあげることがベストですね。
無添加ドッグフードでは、
がおすすめ。
最近は中型犬や大型犬でも室内で飼われるワンちゃんが多くなっていますね。
室内に飼われている場合は散歩に行っていても運動不足の傾向にあることと、家族の側にいることで食べ物をもらう機会が増えて、全般的に太り気味になっている子が多いようです。
また、ダックスフンドやビーグル、ラブラドール、ゴールデンのような犬種では同じような食生活をしていても他の犬種に比べて太りやすい特性があります。
さらに避妊・去勢手術を受けた後は太りやすくなることもよく知られています。
このようにワンちゃんが肥満する要因というのはたくさんあるのです。
太りやすいワンちゃんには、低カロリーを重視してドッグフードを選ぶというのもいいでしょう。

おすすめドッグフード
歯垢や歯石の予防にはワンちゃんでも歯みがきをしてあげることが一番の予防方法です。
成犬になってからでも、おとなしく歯みがきをさせてくれる子もいますが、普通は子犬の頃から習慣づけていないとなかなかさせてくれません。
特に小型犬では、歯石がついて歯周炎で若いうちからポロポロ歯が抜けてしまう子が珍しくないので、歯みがきが難しい子では歯みがき効果のあるドッグフードを選ぶというのもいいと思います。

おすすめドッグフード
昔に比べてワンちゃんは長生きになりましたが、そのかわり老化にともなうさまざまな疾患が問題になるようになってきました。
その1つとして関節疾患があります。
人間でも中高年になって関節のトラブルを抱えた人は多いですよね。
ワンちゃんでも同じで、特に体重の重い中・大型犬では関節がすり減って関節に痛みが出てきやすくなります。
はっきりと症状が出てきたものでは病院へ行って治療を受けたりサプリメントの使用が望ましいです。
しかしまだ症状が出ていない、あるいはわずかな症状の段階なら関節疾患に配慮したドッグフードを食べさせることも選択肢の1つになります。
この手のフードには関節の修復を促すような成分が添加されています。
おすすめドッグフード
ショーに出るワンちゃんやアジリティーをしているワンちゃんでは、その能力を最大限に引き出すためのドッグフードが選ばれます。
家庭で飼われているワンちゃんでも犬種によってその特性のパフォーマンスを上げるためのドッグフードを選ぶというのもありだと思います。
シーズーやヨーキー、アフガンハウンドなど毛並みが非常に美しい犬種がいます。
このような犬種では被毛の手入れをしてあげることで、飼い主さんに大きな満足感をもたらしてくれます。
毛へ十分な栄養を補給してあげるために、ショードッグの専門家であるブリーダーが推奨するドッグフードを与えるのもいいでしょう。
おすすめドッグフード
最近は、アジリティー競技に参加しているワンちゃんが増えてきました。
このような身体能力を最大限に発揮するワンちゃんや、ハウンド系やセッター、ボーダーコリーなど身体能力の高い犬種では、筋肉を作るタンパク質やアミノ酸を多く含んだドッグフードを選ぶのもいいかもしれません。
現在、流通しているドッグフードは昔と違って極端に粗悪な製品はほとんどなくなりました。
添加物の有無や原材料に特にこだわりがないのなら、コスパを重視してドッグフードを選ぶというのも全然問題ありません。
名の通った製品ならまず問題ないでしょう。
ドッグフードの消費量が多い大型犬では十分ありな選択方法です。
今の時代、人間以上に大事にされているワンちゃんも少なくありません。
与えるドッグフードもヒューマングレードの材料を使った製品どころか、人よりも贅沢なのではないか?と思えるようなフードも作られています。
ワンちゃん用のケーキが販売されていたり、ワンちゃん用のカフェがあるくらいですから。
ワンちゃんには必ずしも必要がなくても、ワンちゃんが食べても大丈夫で栄養のバランスも取れているのなら、飼い主さんの満足感のために贅沢なフードを選ぶというのもありです。