愛犬がハツラツとして走り回っている姿は元気をもらえます。歳をとってもそんなふうにいて欲しいですね。
愛犬がいつまでも健康に過ごすには、主食にしているドッグフードを品質の良いものを選ぶのはとても大切です。
アカナ アダルトドッグは世界に知られるカナダ発の無添加ドッグフードメーカー アカナのスタンダードなドッグフード。
犬は祖先にハイイロオオカミを持ち本来肉食であるという原点に立ち返り、動物性タンパク質にこだわって作られています。
この記事ではアダルトドッグに絞って、
- アカナの評判はどうなっているの?
- アカナはどこで買えば安いの?
- アカナの原材料は安全なの?
なんてことが気になる方のために情報をまとめました。
Dr.ノブ
タロ
目次
カナダには優れたドッグフードメーカーがひしめいていますが、その中でもアカナは際立った存在で世界中で高い評価を受けています。
アカナのドッグフードの特徴は
- 肉を豊富に使っていること(コッブチキン&グリーンズは60%)
- 新鮮な地元産の原材料を使用(地産地消)
- 最初から最後まで自社工場で加工
の3つ。
近郊の新鮮な材料を使用し全行程を自社で行っているので、新鮮かつ安全なフードに仕上がっています。
メーカーはアナウンスしていませんが、原材料を見る限りほぼヒューマングレードと言っていい品質の高いものばかり。
ほぼ自然の原材料のみで作られていて、添加されているのは栄養添加物の亜鉛とプロバイオティクスとしての乳酸菌(腸球菌フェシウム)のみです。
人工保存料や香料、着色料などは一切使用されていません。
愛犬の主食として安心して食べさせ続けられます。
安心ポイント | |||
---|---|---|---|
グレインフリー | ◯ | グルテンフリー | ◯ |
無添加 | ◯ | ヒューマングレード | ◯ |
アカナはデータを見る限り非常に高品質のプレミアムフードのようです。
では、ネット上の口コミはどうなっているのか?悪い口コミ良い口コミをまとめてご紹介します。
各ショッピングサイトのレビューをくまなく見ましたが、 アカナ アダルトドッグに対して明らかに悪いと言える評価をしている口コミは見つかりませんでした。
アダルトドッグの旧バージョンであるコッブチキン&グリーンズでは、賞味期限が短いという悪い口コミはありました。
でも、これは商品の評価ではなく、販売している業者の評価なので関係ありません。
実際には不満に思った購入者はいるのかもしれませんが、口コミに書き込むほどのことではない、あるい不満を感じた人は本当に少ないのでしょう。
食いつき最高!毛づやも良くなった。
他のメーカーと比べてすごく良く食いつきます。
開けたては特に食いつきが良いみたい。開けたてはおいしいんでしょうか?
毛づやも良くなったみたいです。
お腹の調子が良い!
いろいろ試してきたけれど、アカナはとても愛犬に合っているようでお腹の調子がとてもいいです。
成分に満足
安全な材料を使っていて安心できるブランドです。
食いつきも素晴らしく、毛づやも良くなってきています。
ニオイが気にならない
豊富なタンパク源を使用しているのに、フードのニオイは気になりません。
ウンチも固くなってお腹の調子も良さそうです。
アカナ アダルトドッグの評判をざっとまとめてみますと
良い口コミ
- 食いつきがとてもいい
- 安全な材料を使っている
- 毛づやがよくなった
- 便の調子が良くなった
悪い口コミ
- ほぼ見当たらない
悪い口コミはほとんどないのは驚きでした。
公式サイトだけで販売しているフードでは、口コミもそのサイトにしか載っていなくて、悪い口コミが掲載されていないということはよくあります。
でも、他のショッピングサイトでも販売しているのに、そこの評価でも悪い評価が出てこないというのは、買った方のほとんどが満足しているということでしょう。
Dr.ノブ
アカナ コッブチキン&グリーンズは公式のネットショプの他、楽天、Yahoo!ショッピングで購入可能です。(楽天、Yahoo!はすべて公式以外のショップ)
モール内のショップによって価格はバラバラなので比較しにくいですが以下の表のようになります。
公式サイト | 楽天 | Yahoo! | |
---|---|---|---|
価格 (税込、送料別) |
5,400円 (2019/3/6現在) |
3,509円 (2019/3/6現在) |
3,509円 (2019/3/6現在) |
※2kgの価格、送料別
価格だけでいうと楽天とYahoo!が最安になりますが、どちらも同じ店でここだけ何故か突出して安いです。
価格だけで言えば、ここで買うのが安上がりですね。
一方、楽天やYahoo!でも正規品と書いてあるのは、公式と値段はほぼ一緒なんです。
なので、楽天やYahoo!で極端に安い出品は並行輸入品とみて間違いないでしょう。
並行輸入品は輸送時の環境が悪かったり、商品の古さや在庫の管理状態がきちんとされているのか不安があります。
また、安い価格のものには旧バージョンのコッブチキン&グリーンズが混じっていますので注意してください。
※アカナ アダルトドッグで検索しても混じって出てきます。
Dr.ノブ
アカナ アダルトドッグは原材料の品質と安全性にこだわったフードです。
あらためてアカナ アダルトドッグの特徴を詳しくみてみましょう。
アカナのコンセプトは”生物学的に適正”。
犬は長年人に飼育されて雑食に変化してきたとは言え、ハイイロオオカミを祖先に持つ体の構造は肉食のままという考えのもと、高タンパクなドッグフードづくりを行っています。
アカナ アダルトドッグは新鮮な肉とバラエティなタンパク源にこだわって作られたベーシックな成犬用ドッグフードです。
アカナ アダルトドッグでは、なんと原材料中の60%が肉を占めます(一般のドッグフードではその半分)。
アカナのいう”新鮮”とは冷蔵保存しかしていない材料であること。冷凍したものは”生”として区別しています。
原材料表示に付いている”新鮮”はそのことを意味しています。
つまりは人でも食べられるヒューマングレードの新鮮な素材を使用しているということ。
鶏だけでなく卵や魚の新鮮素材も使用することで、愛犬の丈夫な体を作る助けになるのはもちろん、香料や調味料を使わなくても食いつきがいいのが特徴です。
アカナ アダルトドッグは、小麦、大麦やライ麦などを一切使用していないグルテンフリーであり、さらに米も不使用でグレインフリー(穀物不使用)です。
グレインフリーなので、アレルギーが気になる or アレルギーが疑われるワンちゃんにも安心して与えることができます。
※人工保存料・着色料などは使用していない無添加ドッグフードなので健康面でも安心です。
Dr.ノブ
療法食を与えるか、給与可能なタンパク源のみで作られたドッグフードを与えましょう。

アカナに使用されている新鮮素材はすべて、アカナの工場のあるアルバータ州近辺が産地の地元産。
品質もすべての新鮮素材が人用の食材として認められたヒューマングレードのものを使っています。
また、プレミアムドッグフードでは企画する販売会社と製造会社が別のことが多いのですが、アカナはすべての製造工程を自社工場にて行っています。
このことが意味するのは、製造過程に目が行き届いているということ。
すべての管理・製造責任をアカナが負っているというのは、信頼に値するフードといえるでしょう。
高タンパクにこだわったアカナ アダルトドッグは、炭水化物を通常よりも制限しています。
もちろん今の犬には炭水化物も必須の栄養素。
そこで消化吸収がよくて血糖値が上がってしまいやすい米やジャガイモなどの使用を避け、ゆっくりと血糖の上がるカボチャやバターナッツスクワッシュを炭水化物源として採用しています。
プレミアムドッグフードは全般に品質は良いのですが、パッケージサイズのラインナップが1種類あるいは2種類のものが大半で、不便に感じている方が多いと思います。
小型犬にはピッタリのサイズでも中型犬や大型犬になってくると、割高になるし頻繁に封を開けないといけなくて大変なんですよね。
アカナ アダルトドッグには、最小340gから最大11.4kgまで4つのサイズのパッケージがあるので、愛犬にもっとも使いやすいサイズを選ぶことができます。
上記以外にアカナの公式サイトでメーカーがアピールしているポイントをまとめてみました。
こだわりの素材
- 放し飼い鶏肉使用
- 放し飼い七面鳥肉使用
- 巣に産み落とされた卵使用
- ニシン・カレイは新鮮丸ごと天然魚
- 野菜・フルーツは地元産丸ごと
- チコリー根・ラベンダー・マリゴールドなども地元産栽培植物
アカナ アダルトドッグは子犬からシニアまで使える全ライフステージ対応フードです。
しかし、発育期の子犬により適したパピー専用フードもあって、しかも、体格別に3種類も用意されています。
- 成犬時に9kgまでのパピースモールブリード
- 9kg~25kgになるパピー&ジュニア
- 25kg以上になるパピーラージブリード
さらに、成長期用フードに体重別のラインナップがあるように、アダルトドッグ以外にもさまざまな成犬用フードがあります。
シニア用はもちろん、アジリティーを行っている活発なワンちゃん用や肥満気味のワンちゃん用、食物アレルギーのワンちゃん用、原材料の種類を追求したラインナップまであります。
アダルトドッグはスタンダードな製品なので、よく食べてくれて調子がいいようなら、より愛犬にフィットした製品に変えてみるのもいいと思います。
上に書いたように、アカナで気になる点というのはほとんどありません。
あえて言うなら、輸入製品であること。
これはアカナに限ったことではないですが、輸入過程で問題が起こる不安が多少あります。

それと脂肪分がやや多いこと。
アカナ アダルトドッグは、高タンパクとともに脂肪分も高めに設定されています。
一般のドッグフードでは脂肪分は12~15%程度に設定(AAFCOの基準では5.5%:必要量つまり最低ライン)されていることが多く、アカナ コッブチキン&グリーンズの17%以上というのはちょっと多めになっています。
健康でお腹をこわしたこともないようなワンちゃんなら何の心配もいらないでしょう。
でも、ポッチャリ気味のワンちゃんや日頃からすぐに便がゆるくなってしまう子には合わないかもしれません。
あとは肉食へのこだわりが強いこと。(アカナの長所でもあります)
”肉食のオオカミを祖先とする犬だから”という考えを原点に作り上げられたアカナの製品ですが、犬も祖先のオオカミさえも完全な肉食とは言えません。

もちろん犬は肉を好むのですが、極端に肉の比率が高いフードが”必要”というわけではないのです。
決して安いフードではないですから、「犬は肉食だから奮発してアカナを食べさせないといけない」と気負う必要はありません。
できる範囲で良いものを食べさせてあげればいいと思いますよ。
ワンちゃんの好みだってありますからね。肉食にこだわる必要はありません。
アカナのドッグフードは世界中の愛犬家に支持されている信頼のブランドです。
地元の新鮮な素材にこだわり、しかもすべて自社で管理・製造を行うという徹底ぶりは信用に足るものです。
また、プレミアムドッグフードでありながら豊富なラインナップで、愛犬にもっとも適したドッグフードを選べるというのも魅力。
価格が高い以外は、おすすめしない理由はないフードじゃないでしょうか。
原産国 | カナダ |
---|---|
ライフステージ | 全ライフステージ |
原材料 | 新鮮鶏肉(11 %)、鶏肉ミール(10 %)、七面鳥肉ミール(10 %)、赤レンズ豆、 丸ごとグリンピース、そら豆、新鮮鶏臓器, (レバー、ハツ、腎臓)(6 %)、 ニシンミール(5 %)、鶏脂肪(5 %)、緑レンズ豆、丸ごとイエローピース、 新鮮全卵(4 %)、新鮮丸ごとカレイ(4 %)、ニシン油(3 %)、日干しアルファルファ、 エンドウ豆繊維、新鮮鶏軟骨(2 %)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとパースニップ、新鮮ケール、 新鮮ほうれん草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、 新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライ鶏レバー、 フリーズドライ七面鳥レバー、新鮮丸ごとクランベリー、新鮮丸ごとブルーベリー、 チコリー根、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、 マシュマロルート、ローズヒップ、亜鉛キレート、 腸球菌フェシウム、 ビタミンE、ローズマリー |
成分 | タンパク質29%以上、脂質17以上%、繊維5%以下、灰分7%以下、 水分12%以下、カルシウム1.3%以上、リン1.0%以上、 オメガ6脂肪酸2.6%以上、オメガ3脂肪酸1.0%以上(DHA0.3%以上、EPA0.3%以上)、 グルコサミン1,200mg/kg以上、コンドロイチン900mg/kg以上 |
添加物 | 人工添加物不使用 栄養素として亜鉛キレートと腸球菌フェシウム(乳酸菌)、 天然保存料としてビタミンE、ローズマリーのみ使用 |
グレイン | フリー |
グルテン | フリー |
内容量 | 340g、2kg、6kg、11.4kg |
エネルギー(100gあたり) | 351kcal |
価格 | 5,400円(税込)[2kg] |
単価(100g) | 270円 |
販売会社 | アカナファミリージャパン 公式サイト |
※犬種別は僕自身はあまり意味が無いと思っているので、この表には取り入れていません。
