カナダ発のプレミアムドッグフードとして知られるアカナはそのラインナップの豊富さで他を圧倒しています。
その中でも、食物アレルギーのことを徹底的に配慮して作られたのがアカナ シングルです。
愛犬がアレルギーかもしれないとか、将来のアレルギーが心配な飼い主さんにおすすめのフードです。
Dr.ノブ
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目次
アカナ シングルを選ぶに値するメリットやおすすめのポイントをピックアップ!
- アレルゲンになりにくい単一の動物性タンパク質
- BHA、BHT、エトキシキン等の人工添加物不使用
- グレインフリー
- 地元新鮮素材を使用した自社生産
- パッケージサイズが豊富
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アカナ シングルには4つのラインナップがあり、それぞれ
- ラム肉(グラスフェッドラム)
- 鴨肉(フリーランダック)
- 豚肉(ヨークシャーポーク)
- イワシ(パシフィックピルチャード)
の単独の動物性原材料のみから作られています。
食物アレルギーは、食べ物に含まれる特定のタンパク質がアレルゲンとなって、かゆみや下痢などの症状があらわれる病気です。
ほんの少しでもアレルゲンとなるタンパク質が入っていれば症状が出てしまいます。
逆に言うと、食物アレルギーを持っているワンちゃんでも、食べたものがアレルゲンでなければ、どれだけ食べても症状は出ません。
なので、アレルゲンとなりにくい動物性タンパク質を1種に限って使用するのなら、食物アレルギーの症状は出にくいだろうという発想です。
どんな食べ物もアレルゲンになる可能性はあるので、上の動物性タンパク質にアレルギーを持っていればまったく効果はありません。
しかし、たいていのワンちゃんではうまく働いてくれるでしょう。
なので、原料にはあまりドッグフードには使用されない、つまり食べたことがないであろうラムや鴨、イワシなどの変わった動物性タンパク質が用いられるのです。(新奇タンパクといいます)
プレミアムドッグフードとしては今や必須の条件といっても言い過ぎではないですが、アカナ シングルには人工保存料や香料、着色料などは一切使用されていません。
つまり、巷でリスクがあるといわれるBHA、BHT、エトキシキンなどの添加物は入っている心配はないのです。
添加されているのは栄養素として亜鉛キレートと銅キレート、腸球菌フェシウム(乳酸菌)、それに天然保存料としてトコフェロール(ビタミンE、ビタミンD3)のみ。
これからの生涯に渡って、愛犬に安心して与え続けることができます。

アカナ シングルは、小麦、大麦やライ麦などを一切使用していないグルテンフリーであり、米も不使用でグレインフリー(穀物不使用)です。
食物アレルギーは動物性タンパク質だけで起こるわけではありません。
小麦グルテンのような植物性タンパク質でも、アレルゲンになりやすいものがあります。
せっかく、動物性タンパク質を1種に絞って低アレルゲンにしているのに、小麦などの穀物が入っていてアレルゲンになってしまえば意味がなくなってしまいますからね。
必要な繊維分はアレルゲンとなりにくいリンゴ、スクワッシュ、カボチャでまかなわれているので心配ご無用です。
アカナ シングルの原材料はグラスフェッドラムのラム肉(ニュージーランド産)を除いて、すべてアカナの工場のあるアルバータ州近辺が産地の地元産。
品質もすべての新鮮素材が人用の食材として認められたヒューマングレードのものを使っています。
また、プレミアムドッグフードでは企画する販売会社と製造会社が別のことが多いのですが、アカナはすべての製造工程を自社工場にて行っています。
すべての管理・製造責任をアカナが負っているというのは、信頼に値するといえるでしょう。
タンパク質の種類で4つのラインナップがあるだけでもすごいのですが、それぞれのパッケージサイズも豊富に用意されています。
アカナ シングル シリーズには、最小340gから最大11.4kgまで4つのサイズのパッケージがあるので、愛犬にもっとも使いやすいサイズを選ぶことができます。
アカナ シングルを選ぶ際に気になるデメリットや残念な点はこちら。
- ライフステージ別になっていない
- 完全なヒューマングレードではない?
Dr.ノブ
アカナ シングルはアレルギーが心配な成犬にはうってつけなんですが、成長期用やシニア犬用はありません。
一応、全ライフステージ対応になっているので、成長期やシニア犬に与えることはできます。
でも全ライフステージ共通だと、子犬には量が多すぎたりシニア犬には量が少なすぎるかもしれません。
できれば分けてほしかったところです。
まあ、他社でもそこまで細分化しているところは見当たらないんですけどね。
アカナ シングルの原材料表示を見ると、ラム肉ミールや鴨肉ミールが使用されています。
ミールは一般に飼料やドッグフードに主に使われる原料です。
ミールには日本やアメリカの定義だと、人の食用に適さない部分が使用されています。

しかし、アカナはカナダのドッグフードです。
カナダでは、ミールの定義が違うかもしれません。
不可食部は入っていないのかもしれませんが、日本やアメリカと同様の品質であればヒューマングレードではないということになります。
乾燥ラム肉(ラム肉ミール)の原材料は人間用食材として認定を受けている品質のラム肉が使用されているとの記載あり。
なので、アカナ シングルはヒューマングレードと考えて問題ありません。
アカナ シングル(グラスフェッドラム)は公式のネットショプの他、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングで購入可能です。
公式サイトでは2kg 5,724円(送料別)なのに対し、各ショッピングサイトでは3,300~4,000円(送料別)と圧倒的な差。
価格だけで考えるならショッピングサイト一択。
ただし、Amazon、楽天、Yahoo!は商品の古さや品質に疑問が残ります。
まず、発送される商品の賞味期限が現時点で見る限り半年も残っていないものが多いです。
賞味期限を記載していないショップも。
出品の多くは正規品と書いてありますが、それもどこまで信用できるのか…。
Dr.ノブ
安全性・品質ともに素晴らしいアカナ シングルですが、ネット上の評価はどうなっているでしょう?
まずは良い口コミから。
やはり皮膚の状態が良くなった意見が目立ちます。食いつきも問題ないようです。
次に悪い口コミ。
ほぼ良い口コミで悪い評価はほとんどありません。
ただし、ワンちゃんによっては好みではない場合もあるようです。
前提として、明らかなアレルギーの症状が出ている場合は、きちんと診断を受けて治療を受けるべきです。
ですが、アレルギーの症状の程度はわずかなものから重度のものまで様々です。
アレルギーかな?と思う程度ならすぐに治療を始める必要はないでしょう。
そんな段階なら、低アレルゲンのフードを試してみるのも一つの方法です。
アカナ シングルはタンパク源が4つあるので、一つのタンパク源で改善がなくても、別のタンパク源を試すことができます。
4つのうちのどれかで効果を感じられるかもしれません。
これだけの選択肢がそろったプレミアムドッグフードはおそらくアカナだけでしょう。
愛犬のかゆみが気になる飼い主さんは試してみる価値アリです。
世間では低アレルゲンのフードを食べていればアレルギーになりにくいと思われているようですが誤解です。
すでにアレルギーを持っている子ができるだけ症状を出さないためのものです。
現時点でアレルギーが疑われる兆候がまったくないワンちゃんでは低アレルゲンフードである必要はありません。
(健康な犬が食べること自体は全然問題ありません)
あくまでもアレルギーが気になる子におすすめです。

原産国 | カナダ |
---|---|
ライフステージ | 全ライフステージ |
原材料 | (グラスフェッドラム) 草を与えられて育った生ラム肉(18%), ラム肉ミール(18%), 丸ごとグリンピース, 丸ごと赤レンズ豆, 生ラムレバー(4%), ラム脂肪(4%), 新鮮レッドデリシャスリンゴ(4%), 丸ごとヒヨコ豆, 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとイエローピース, 生ラムトライプ(2%), 生ラム腎臓(2%), 乾燥ラム軟骨(2%), レンズ豆繊維, 海藻(1.2%) (環境に考慮した方法で採取され、不純物なしのDHAとEPA源), 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮丸ごとカボチャ, 乾燥ブラウンケルプ, フリーズドライラムレバー(0.1%), 塩, 新鮮丸ごとクランベリー, 新鮮丸ごとブルーベリー, チコリー根, ターメリックルート, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ , フェシウム菌(ビタミンEとローズマリーで天然保存) 添加栄養素:ビタミンD3、E、亜鉛、銅 |
成分 | タンパク質31%以上、脂質15%以上、繊維5%以下、灰分7.5%以下、水分12%以下、カルシウム1.5%以上、リン1.1%以上、 オメガ6脂肪酸1.8%以上、オメガ3脂肪酸0.8%以上(DHA0.15%以上、EPA0.1%以上)、 グルコサミン600mg/kg以上、コンドロイチン800mg/kg以上 |
添加物 | 人工添加物不使用 栄養素として亜鉛キレートと腸球菌フェシウム(乳酸菌)、 天然保存料としてビタミンE、ローズマリーのみ使用 |
グレイン | フリー |
グルテン | フリー |
内容量 | 340g、2kg、6kg、11.4kg |
エネルギー(100gあたり) | 339kcal |
価格 | 5,724円(税込)[2kg] |
単価(100g) | 286円 |
販売会社 | アカナファミリージャパン 公式サイト |
※犬種別は僕自身はあまり意味が無いと思っているので、この表には取り入れていません。
