愛犬が1日3回以上ウンチをしてませんか?それは食物アレルギーかもしれません

あなたの愛犬はからだを痒がっていませんか?

犬種によってなりやすさは違いますが1~2割のワンちゃんにアレルギーがあります。

そのためか無添加ドッグフードを選ぶ自然派の飼い主さんは、愛犬のアレルギー予防にも気を使う方が多いようですね。

そういう方はドッグフードを選ぶ際の条件に、無添加と厳選素材だけでなく低アレルゲンにもこだわりたいところ。

しかし、以下の記事で説明したように現時点でアレルギーがなければ、必ずしも低アレルゲンのフードである必要はありません。

痒みがなくても低アレルゲンのドッグフードを与えたほうがいいの?

ところがアレルギーがあるかどうかを見分けるのはけっして簡単なことではないんですよね。

場合によってはアレルギーが無いという判断そのものを誤る可能性があります。

なぜなら食物アレルギーでは、便の回数が増えるという消化器症状だけでかゆみの症状が出ていない場合があるからなんです。

この記事では食物アレルギーでみられる消化器症状について解説しています。

愛犬の食物アレルギーの症状を見逃さないようご一読ください。

Dr.ノブ

花粉やハウスダストで起こるアトピーでは消化器症状はありません。
へぇー、食物アレルギーとアトピーは違うものなんだ。

タロ

正常な便の回数は1日に1~2回

ウンチの回数は1日2回

ワンちゃんは1日に何回ウンチをするか知っていますか?

毎日散歩に行っていれば即答できますよね。

犬の排便回数は1日に1回から食事回数と同じ2回までが普通です。

ただし、子犬で1日に3回以上食事をもらっていれば便の回数は3回以上に増えます。

逆に、シニア犬で消化機能が衰えてきていると便秘気味で排便回数は減っていき、2日に1回や3日に1回になることは珍しくありません。

また、消化機能の衰えが下痢気味としてあらわれれば、回数は多くなるでしょう。

子犬でもシニアでもない成犬なのに、1日に3回以上のウンチをしたり、ウンチの回数は増えていなくても軟らかく下痢気味なら正常ではない可能性があります。

その原因にはいろいろ考えられますが、ひょっとしたら食物アレルギーからくる症状なのかもしれません。

1日3回以上の排便は食物アレルギーの可能性あり

食物アレルギー

一般にアレルギーというと、体をかゆがるものだと思われがちですが、アレルギー=かゆみというわけではありません。

スズメバチに刺されて起こるアナフィラキシーもアレルギーの一種ですし、蕎麦にアレルギーのある人が蕎麦を食べてしまった時に起こるのもアナフィラキシーですね。

もっと言えば、ツベルクリン反応や臓器移植の拒絶反応なんかもアレルギーの一種なんですよ。

さて、食物アレルギーはどうでしょう?

世間の認識では食べ物で起こるアレルギーというと、体のかゆみが出てくるものという捉え方でまず間違いないかと思います。

確かに食物アレルギーでは皮膚の炎症を生じ、症状としてかゆみが出ることが圧倒的に多いのですが、実は消化器症状が出ている場合も少なくないのです。

食物アレルギーでは嘔吐や下痢は珍しくない

花粉やハウスダストなど環境中のアレルゲンで起こるアトピーでは、アレルゲンが皮膚に付着することでアレルギーが起こります。

なので、症状が出るのは皮膚の症状に限られます。

MEMO
犬では人ほど多くありませんが、アトピーで結膜炎や鼻炎が起こることもあります。

一方、食物アレルギーではアレルゲンが腸から入ってくるため、腸で反応が起こり嘔吐や下痢などの消化器症状が出ることは珍しくありません。

さらに、飼い主さんや診察をした獣医師が消化器症状と思わないサインが消化器症状であることもあります。

それが1日に3回以上のウンチをするということです。

先ほど書いたように、排便の回数は普通なら1日2回までです。

ところが食物アレルギーがあることで腸が刺激されて、普通よりも多く1日に3回以上排便してしまいます。

きっと本来よりも便は軟らかくなっているはずですが、毎日のことなので飼い主さんもそれがその子の普通の便の状態だと思ってしまうのです。

動物病院

飼い主さんが異常と思っていないので獣医師に相談することもなく、たとえウンチの回数が多いと相談したとしても便の固さが普通ならば食物アレルギーと結び付けない獣医師がほとんどだと思います。

なので、1日に3回以上のウンチをするという症状はとても見逃されやすいのです。

うちの子はアレルギーはまったくないと信じていても、実は消化器症状としてあらわれていたということもあるのを知っておいてください。

食物アレルギーとアトピーの違い

食物アレルギーとアトピーはとても似かよった臨床症状をあらわしますが、食物アレルギーだけに消化器症状が見られることなど、多少の違いがあります。

ここで、食物アレルギーとアトピーの症状の違いを簡単に表にまとめてみました。

  食物アレルギー  アトピー
皮膚症状  かゆみ・赤み※1  かゆみ・赤み※1
病変の分布※2  目の周囲・口・耳・前胸部・腋窩
足先・お腹・内ももなど

背中・肛門周囲
 目の周囲・口・耳・前胸部・腋窩
足先・お腹・内ももなど
消化器症状  あり  なし
 発症時期※3  1歳未満  生後2~3年
シーズン  1年中 春~秋

※1 アレルギーの病変でよく見られる、毛が抜ける・湿疹が出る・皮膚が象の皮膚のように厚くなるという所見は、すべて掻くことや細菌感染などによる2次的な変化です。
本来のアレルギーによる皮膚症状はかゆみや赤みが出るだけです。

※2 表にある病変の分布はよく見られる部位であって、必ずしもすべてに症状が出るわけではありません。
食物アレルギーもアトピーも一部の場所だけに病変が出ることはよくあります。

※3 発症時期はあくまでも平均的なもので、そこから外れることは珍しくありません。
飼い主さんが症状に気づいていなければ発症時期は遅れてしまいます。

実際のかゆがっている仕草がどのようなものなのかは、以下のサイト(動物アレルギー検査会社)に動画がありますので参考にしてください。

http://www.aacl.co.jp/foodallergy/index.html

動画に出てくるボストンテリアのように、顔や体をものにこすりつけたり、しつこく掻いたり舐めたりしていたら痒がっています。

このような仕草があれば食物アレルギーやアトピーを持っている可能性大ですね。

 

ゆみがなくて下痢だけということもある

上に書いてきたように、食物アレルギーでは体のかゆみにプラスして下痢や嘔吐の消化器症状が出ることは珍しくありません。

一般に食物アレルギーの10~15%で消化器症状が出るといわれています。

時には、かゆみの症状がなく、下痢だけということもあります。

かゆみは実際にあるのかもしれませんが、飼い主さんが気づくほどの症状の強さではないのかもしれません。

また、消化器症状も下痢までいかず、便の回数が増えているだけということもあります。

便自体は軟らかくなっていても、前述のように毎日のことなので飼い主さんはそれが普通の便の固さだと思っている場合がありますからね。

とにかく食物アレルギーでは、便の回数が増えているだけという微妙でわかりにくい症状だけが出ている場合があります。

単純に皮膚の症状が出ていないから”食物アレルギーはない”と言い切ることはできないのです。

Dr.ノブ

食物アレルギーのわかりにくい症状として、便の量が増えるというのもあります。
他の子に比べて大量のウンチをしている場合は食物アレルギーの可能性を頭に入れておいてください。

まとめ

かゆみがなくても便の回数が1日3回以上あるのなら食物アレルギーなのかもしれません。

かゆみはある程度強くならないと、飼い主さんが気づけないことがあります。

なので、愛犬を観察していてそれほど痒がっていないようでも、便の回数が増えているようなら食物アレルギーの可能性を頭に入れておいてください。

いずれかゆみが顕著になってはっきりするかもしれません。

すぐにはっきりさせたいのなら、病院でアレルギーの検査をしてもらいましょう。

今すぐそこまでしない場合でも、与えるドッグフードはグルテンフリーなど低アレルゲンの製品を選んだほうがいいでしょう。

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また、穀物類は一切使用していないグルテンフリー・グレインフリーなので、低アレルゲンのドッグフードをお探しの方にもおすすめです。


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