ドッグフードを食べてくれない好き嫌いの激しい愛犬に、頭を悩ませている飼い主さんは多いのではないでしょうか?
あれこれ食べそうなものを試していると、かえって口が肥えてしまうリスクもありますしね。
心を鬼にして、1つのドライフードを食べるまで根比べして食べさせる事もできますが、いっそウエットタイプを主食にしてしまうというのも1つの方法です。
そんな場合のウエットタイプも無添加の安全なフードを与えたい、という飼い主さんにオススメなのがニュージーランド生まれのウエットフード「ブッチ」です。
この記事ではブッチについて、
- 評判はどうなっているの?
- どこで買えば安いの?
- 原材料は安全なの?
なんてことが気になる方のために情報をまとめました。
Dr.ノブ
ブッチはその数少ない製品の1つです。
タロ
目次
ブッチはウェットフードとしては珍しく、
- 無添加
- グルテンフリー
- ヒューマングレード
の三拍子がそろった数少ない製品です。
また、包装形態にも特徴があり、一般的な缶詰やパウチではなく、ハムの塊のような包装がされています。
使用する部分だけカットして残りはキャップをして冷蔵庫で保存が可能。
厳選された生肉が原材料の92%も使用されていて、食感の良さと相まってドライフードでは考えられない食いつきの良さが期待できます。
安心ポイント | |||
---|---|---|---|
グレインフリー | ー | グルテンフリー | ◯ |
無添加 | ◯ | ヒューマングレード | ◯ |
原材料の安全性や品質には問題なさそうなブッチですが、ネット上の口コミ評価はどうなっているでしょう?
悪い口コミ良い口コミをまとめてご紹介します。
食べてくれなかった
ブルーレーベルを購入しました。
見た目においしそうでお試しも食べてくれたので、2kgを買いましたが結局全然食べてくれませんでした。
同居の猫が食べてくれたので無駄にはなりませんでしたが残念です。
水が出てくるのが気になる
我が家ではブラックレーベルを購入。
切った時に水がけっこう出てくるのが気になります。
よく食べてくれて、特にお腹をこわすことはありませんでしたが問題はないのか不安になりました。
食いつきが良い!
年とともに好き嫌いが出てきてドライフードを食べなくなって困っていました。
3種が入ったトライアルセットを試したところよく食べてくれます。
人間から見てもおいしそうです。
手作り食の代わりに最適
普段は手作り食を与えているのですが、時間がない時などにブッチは最適です。
手作り食を食べているとドライフードはなかなか食べてくれないのですが、ブッチだとよろこんで食べてくれます。
お腹の調子が落ち着いた!
ドライフードと併用して与えています。
愛犬にとってはごちそうのようで食いつきがとてもいいです。
お腹を壊しやすかったのですが、ブッチを食べさせるようになってからウンチの状態も良好です。
ブッチの評判をざっとまとめてみると
良い口コミ
- 食いつきがいい
- 手軽に手作り食に近い食事を与えられる
- 便の調子が良くなった
悪い口コミ
- 思ったほど食べない・途中から食べなくなった
- 切ったら水が出る
といったところです。
食べないというレビューはどんなに高品質のフードでも一定数はありますね。
ブッチでも食べないという意見が少数ありました。
しかし、大半がよろこんで食べてくれるという口コミでそれほど心配することはないと思います。
公式ではトライアルセットを用意しているので最初はお試しから初めてみればいいのではないでしょうか?
切ったら水が出たというのもウェットフードならある程度は仕方ないでしょう。
品質には問題ないようなので、欠点というわけでもありません。
ブッチは公式サイトでの販売が基本ですが、公式以外では、現時点(2019/3/13)では楽天(1店舗)とYahoo!ショッピング(1店舗)のショップで購入が可能です。
それぞれの価格(800g,3本分)は次のようになっています。
公式サイト | 楽天 | Yahoo!ショッピング |
3,000円(税込) (ブラック・ホワイト・ブルー3本セット) (送料無料・初回限定) |
4,212円(1404円×3本)(税込) (2019/3/13現在) (送料1,188円) |
4,212円(1404円×3本)(税込) (2019/3/13現在) (送料1,188円) |
公式サイトでは初回限定でブラック・ホワイト・ブルーの3つの味がセットになったトライアルセットを購入可能。大幅にプライスダウンされます。
初回は公式サイトで購入するのが圧倒的に安くなります。
最初は食べるかどうか3種の味を試すことができるトライアルセットがおすすめ。
2回目以降は通常料金(1本1404円)になりますが、定期コースにすれば10%OFFで購入することができます。
品質が高く食いつきもいいと評判のブッチ。
あらためてブッチの特徴を詳しくみてみましょう。
プレミアムドッグフードと呼ばれる厳選された原材料にこだわった製品では風味がよく、ドライフードでも食いつきよくガツガツ食べてくれるものも多くなりました。
しかし、ほとんどのワンちゃんは乾燥したドライフードよりもしっとりしたウエットフードの方を好みます。
ブッチは水分量70%(ドライフードは10%以下)を含み生肉に近い食感で、ワンちゃんの本能的な食欲を刺激します。
見た目からして、人間でも「おいしそう」と思ってしまいますね。高級なハムみたいでお歳暮に送られそうな感じです。^^
味もビーフ・ラム・チキンのブラック・レーベル、チキンのホワイト・レーベル、チキン・フィッシュのブルー・レーベルの3種類があり、愛犬の好みに合わせることが可能。
すっかり舌が肥えてしまって、好き嫌いがうるさくなった愛犬でもきっと喜んで食べてくれるでしょう。
タロ
ブッチは数少ないウェットタイプの無添加プレミアムドッグフード。
どんなワンちゃんにも安心して与えられます。
ワンちゃんは食べ物に対するアレルギーを持っていることは珍しくなく、中でも小麦はアレルゲンとしてよく問題になります。
人でも小麦は3大アレルゲンとして有名なのですが、ワンちゃんでも多いんですよ。
ブッチは小麦を一切使用しておらずグルテンフリーなので、アレルギーのあるワンちゃんでも比較的安心して与えることができます。
ただし、炭水化物源として大豆や玄米やコーンは使用されているので、これらにアレルギーを持っている場合は向いていません。

ブッチは無添加だけでなく、素材も厳選されたヒューマングレードの原料のみを使用しています。
ヒューマングレードとは人も食べられるレベルの品質ということ。
人が食用にしないような材料は一切使っていません。
動物性タンパク源にはすべて生肉を使用。
穀物などの植物性材料もすべてヒューマングレード。
さらに原材料はすべて冷蔵されたもので、冷凍した材料は使っていないとのこと。
新鮮な状態でそのまますぐに加工されるという徹底ぶりです。
風味を逃さないこだわりを感じますね。
しかもすべての材料で、誕生から出荷までの肥育地や生産水域、納品・出荷日時などの情報が追跡可能なトレーサビリティーが保証されているというから驚きです。
犬は現在は雑食に分類されますが、もともと肉食から変化してきた動物というの考えから、ブッチには原料に肉を92%とたっぷり使用しています。
あのモグワンでさえ70%ですから、いかにブッチが贅沢に生肉を使っているかがわかりますね。
穀物や海藻、ケルプを原材料に使用して、肉からは摂取できない植物由来の栄養もしっかり補えるので栄養バランスの心配はありません。
上記以外にブッチの公式サイトでメーカーがアピールしているポイントをまとめてみました。
こだわりの素材
- ニュージーランド行政機関の第一次産業省による厳格な検査に合格したヒューマングレードの原材料のみを使用
- 生産者から冷蔵状態で毎日納品され、納入後数時間のうちに加工・製品化
- 素材本来の栄養価と水分が活かされるよう低温調理
- ストレスのない自然環境で育った牛・羊・鶏を使用
ブッチには原材料の違う以下の3つのレーベルがあります。
- ブラック
- ホワイト
- ブルー
それぞれの主原料は次の表のようになっています。
レーベル | 主原料 |
---|---|
ブラック | ビーフ、ラム、チキン、大豆 |
ホワイト | チキン、野菜類 |
ブルー | チキン、フィッシュ、玄米 |
このようにブッチはレーベルごとに原材料の内容が大幅に変えています。
それぞれが食いつきがいいと評判なので、好き嫌いのある愛犬でも、好みに合ったものがきっと見つかると思いますよ。
何でも食べる子なら、飽きないようにローテーションしてあげるのもいいかもしれませんね。
これはブッチの製品としての気になる点ではないですが、ブッチを主食のフードとするなら歯のトラブルが気になります。
やわらかいフードだけを食べていると、犬はすぐに歯石がたまってしまうものです。
固いドライフードだとバリバリ噛むことである程度のクリーニング効果が期待できますが、ウエットを主食にするのなら歯ブラシをするなど歯のケアが必須になります。
また、噛むことをしないと歯ぐきもだんだん弱くなってきます。
何も対策をせずに放って置くと10年もしないうちに歯がポロポロ抜けてしまうことになるかもしれません。
なので、ドライフードを食べさせるのを諦めずに、ブッチをトッピングにしてドライも食べるようにするとか、噛むためのおもちゃや骨やガムを積極的に噛ますようにする必要があるでしょう。
安全で品質の高いプレミアムドッグフードでも、食いつきの良さでは手作り食や人の食べ物には及ばないものです。
すっかり嗜好性がついてしまったワンちゃんでは、せっかくの無添加ドッグフードを食べてくれないことがよくあります。
食べてくれないから、結局、おやつや人の食べ物ばかりを食べるようになるのがお決まりパターンでしたが、ブッチならそんなワンちゃんでも食べてくれるかもしれません。
味にうるさいワンちゃんに安全な無添加ドッグフードを食べさせたい時には、ブッチは数少ない選択肢の1つになるでしょう。
原産国 | ニュージーランド |
---|---|
ライフステージ | 全ライフステージ |
原材料 (ブラック) |
ビーフ(生)33%、ラム(生)25%、チキン(生)18.5%、大豆 8.5%、 野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.7%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2.5%、 玄米(破砕・ゆで)2.3%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、 ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、 ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、 ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、 リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、 ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1% |
原材料 (ホワイト) |
チキン(生)80%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.5%、 大豆 4%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)4%、玄米(破砕・ゆで)2%、 魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、 ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、 ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、 ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、 リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、 ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1% |
原材料 (ブルー) |
チキン(生)67%、フィッシュ(全体/ムロアジ等)25%、玄米(破砕・ゆで)3.5%、 穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、 魚油(オメガ3脂肪酸)1%、パセリ 0.2%、ケルプ(海藻)0.1%、 ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、 ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、 ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、タウリン、 カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、 鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ユッカ 0.1% |
成分 (ブラック) |
粗タンパク質 10.5%以上、粗脂肪 8.0%以上、粗繊維 1.0%以下、 粗灰分 3.1%、カルシウム 0.67%、リン 0.53%、水分 70%以下、塩分 0.3%以下 |
成分 (ホワイト) |
粗タンパク質 10.5%以上、粗脂肪 8.0%以上、粗繊維 1.0%以下、 粗灰分 3.6%、カルシウム 0.56%、リン 0.5%、水分 70%以下、塩分 0.3%以下 |
成分 (ブルー) |
粗タンパク質 11.0%以上、粗脂肪 8.0%以上、粗繊維 1.0%以下、 粗灰分 3.4%、カルシウム 0.57%、リン 0.52%、水分 70%以下、塩分 0.3%以下 |
添加物 | 人工添加物不使用 |
グレイン | 大豆、玄米、トウモロコシ |
グルテン | フリー |
内容量 | 800g、2kg |
エネルギー(100gあたり) | 121.4kcal(ブラック) 123.3kcal(ホワイト) 121.4kcal(ブルー) |
価格 | 1,404円(税込)[800g 1本あたり] |
単価(100g) | 176円 ※5kgの子で、1日あたり約466円 |
販売会社 | ブッチ・ジャパン・インク 公式サイト |
※犬種別は僕自身はあまり意味が無いと思っているので、この表には取り入れていません。
