半生フードは犬の主食として使っても大丈夫?

半生(セミモイストタイプ)のドッグフードとは、一般に半生フードの名称で知られるやわらかいフードのことです。

ドライフードやウェットタイプのドッグフードに比べると商品のラインナップは少ないですが、昔からある定番のドッグフードですね。

ここではセミモイストタイプのドッグフードの基準やメリット・デメリットについて解説します。

Dr.ノブ

ドライフードの扱いやすさとウェットフードの食いつきの良さをいいとこ取りしたフードです。
犬は食感がやわらかいのが好きなんだ。

タロ

半生タイプのドッグフードの基準

半生ドッグフード

法的にあるいは業界の基準として、これこれこういうフードをセミモイストタイプとするというような決められた基準はありません。

なので商品を半生フードとして売り出すかどうかはメーカーの判断次第ということになります。

一般には、水分量が15~30%の製品をセミモイスト(半生フード)として市場に出しているようです。

水分量の違いによって柔らかさが違ってくるので、ソフトドライ、セミモイスト、ソフトモイストのように区別して呼ばれることもあります。

半生タイプのドッグフードのメリット

まずは半生フードが他のタイプのフードに比べて優れている点を見てみましょう。

半生フードのメリットとしては

  • ドライフードに比べて嗜好性が高い
  • 扱いやすい
  • ウェットタイプに比べると安い

などがあります。

ドライフードに比べると嗜好性は高い傾向

半生フードには生に近い原料が使われることが多く、比較的おいしく作られています。

ウェットタイプほど嗜好性は高くありませんが、一般にドライフードに比べると半生タイプのドッグフードを好むワンちゃんが多いようです。

ただしドライフードを全く食べないような好き嫌いの強い子では、半生フードも食べないケースが多くあります。

半生フードがワンちゃんの好みにハマることもあり、ドライもウェットも食べない子が半生フードだけは食べるという場合もあります。

ドライフードのような形態なので扱いやすい

半生フードは粒状に成形されていて、見た目はドライフードのようです。

扱いもドライフード並みで、給仕は必要量をカップですくって入れてあげるだけで簡単。

食器やワンちゃんの口元を汚すこともなく、後片付けも楽です。

ウェットタイプのドッグフードに比べると割安

半生フードのコストはウェットタイプのフードに比べると低く済みます。

ドライフードと比べると若干高く付くかもしれません。

半生タイプのドッグフードのデメリット

次に半生フードが他のタイプのフードに比べて劣っている点を見てみましょう。

半生フードのデメリットとしては

  • 添加物が多め
  • 保存には注意しないといけない
  • 歯石がつきやすい

などが挙げられます。

添加物がいろいろ入っている製品が多い

半生フードの最大のデメリットは、水分量がある程度ある上にウェットタイプのように使い切りではないため、品質を保つための添加物が必要なことです。

ドライフードでは入っていない保存料が半生フードではたいてい入っています。

酸化防止剤着色料もよく使われているので、添加物を気にする飼い主さんにはおすすめできません。

【添加物入りと無添加】ドッグフードに使用されている添加物を徹底解説!【どっちのドッグフードを選ぶ?】

保存にはドライフード以上に注意が必要

半生フードには保存料が入っているとは言っても、水分量が多いためドライフードよりも保存場所などに気を使う必要があります。

湿気ても乾燥しても味や食感が変わるため、密閉した容器に保存するのがいいでしょう。

食べ残しをしばらく置きっぱなしにするのも、半生フードでは暑い季節には早々に引き上げるようにしたほうがいいでしょう。

【いつでもバリバリ食べる】風味を逃さないドッグフードの保存方法

歯石がつきやすい

見た目はドライフードに近くても半生フードは噛みごたえは全然ありません。

ワンちゃんの噛む欲求を満たすことはできないし、歯垢をつきにくくする効果も期待できません。

半生フードを主食とする場合は、ウェットタイプの時のように歯のケアをしてあげないといけません。

歯石予防にはドライフードがおすすめ!歯のケアは健康管理に重要です
Dr.ノブのアドバイス

ドライフードでも歯みがき推奨ですが、ウェットタイプや半生フードの場合はさらにがんばって歯みがきをしてあげないといけません。
ワンちゃんは虫歯にはほとんどならないですが、歯石がたまって歯周病から歯が抜けてしまいます。
ワンちゃんに歯石がつくことによって、飼い主さん自身もワンちゃんの口臭に悩まされることになります。

まとめ

半生フードはドライフードとウェットタイプのいいとこ取りといえます。

しかし、見方を変えるとどっち付かずとも言えます。

ドライフードを食べてくれれば必要ありません。

ドライフードに缶詰を混ぜないと食べてくれない場合に、折衷案として半生フードを選ぶと食べてくれるかもしれません。

ただし、添加物が気になる人にはおすすめできないですね。