動物愛護先進国のイギリスでは、今年の10月からペットショップなど第三者による子犬・子猫の販売を禁止にする方針。
子犬や子猫の時期に飼い始めるのは、ペットを迎えようとする人にとっては非常に魅力的ですが、早い時期に母親から離されてしまうことはペットの側にしてみればとてもつらいこと。
母親や兄弟とともに過ごしていくことはペットの心の安定や社会性を育むために必要な時間です。
日本でも動物愛護法改正によって8週齢(生後56日)以下の子犬を展示・販売禁止するとなっていますが、8週令を読み替えて実際には生後49日を過ぎたら展示・販売されているのが現状。
参考 マンガで見る動愛法公益財団法人動物環境・福祉協会Eva動物愛護先進国のイギリスではさらに進んで、子犬・子猫(生後6ヶ月以下)の展示・販売を禁止する方針。
イギリスの環境大臣Michael Goveは
People who have a complete disregard for pet welfare will no longer be able to profit from this miserable trade.
ペットの福祉を無視するものはもはやペット販売で利益を得ることはできないだろう
と言っています。
これは第三者による販売を禁止するものなので、子犬を買いたい場合はブリーダーや飼育者からの直接取引に限定されることになります。
ペットショップすべてが悪質というわけではありませんが、日本での子犬や子猫の扱いはひどいものが多いです。
海外に比べ日本で問題行動のある犬や猫が多いのも、早期に母親から離されることと無関係ではないでしょう。
こうゆうのを見ると日本はまだまだ遅れてると思う。
まだペット系の会社の声が大きくて(票になる)、愛護団体の声が小さいと思われてる。本気でロビー活動を考えないと。 イギリスで生後6か月未満の子犬・子猫の販売禁止へ ネットは称賛、日本の実情を嘆く(リアルライブ) https://t.co/h7DERAg18a — With@犬•猫ペットメディア (@With_kunkun) 2018年8月23日
イギリス🇬🇧で、子犬/子猫の生体販売を禁止が決定したようです❗イギリスのこの大きな決断は我々もかなり勉強になる💡こういった動きが、世界の考え方や政策を少しずつでも変えて行く力と模範になると信じています👍#猫好きさんと繋がりたい https://t.co/v8qdUO5WD2
— なおき@大阪猫物語😺🐾 (@kaleido___7) 2018年8月23日
悪しき生体販売ビジネスがついに変わり始めようとしています。 私たちの声が世の中を変え始めたのです。
BBCニュース – 英イングランド、子犬・子猫の販売禁止へ 生後6カ月未満 https://t.co/xc4ydLtH0C — ハチワレ (@hachware) 2018年8月23日
日本でも早く導入されるといいですね。日本では8週規制さえ実現していない。政治家が動物愛護は票にならないと思っていて、そのために動かないからだ。そこが大間違いなのである。いまペットは12歳以下の子どもの数を上回っている。愛護法改正を望む声は多く、支持基盤になり得る。日本の政治家は時代遅れだ https://t.co/5nNwBcc0Em
— 日本犬保存会東京支部Japan Dog Preservation Society Tokyo (@ayumun31) 2018年8月24日