安全性や品質などにこだわりがなければ、ドッグフードを選ぶのに困ることはないでしょう。
しかし、家族同然の愛犬にはできるだけ良いドッグフードを食べさせたいのが親心。
そうなると、無数にある製品の中からどれが一番良いのか選ぶのは至難の業かもしれません。
高いフードを買えば間違いはないでしょうが、毎日消費するものですから、かけられる費用には限りがあります。
そこで当サイトで紹介したフードの中から、条件別にコスパのすぐれた製品を3つずつ選びましたので、フード選定の際の参考にしてください。
目次
カークランドシグネチャーはあのコストコのオリジナルブランドのドッグフードです。
人工保存料や着色料を使用していない「無添加のフードでさえあればいい」というのなら、おすすめです。
コストコの会員になって買うのが一番お得ですが、今はネットでも普通に買うことができ、それでも激安なのは変わりません。
なにせコストコなのでコスパの良さは他を圧倒していて頭一つ抜きん出ている状態。
カークランドシグネチャーに対抗できる製品は今の所ありませんが、Amazonのワグ(Wag)が日本でも販売されるようになったらライバルになるかもしれませんね。
(しかも、ワグはグレインフリーで上位品質)
小型犬用でも9kgサイズだけしかないのはコストコならでは。
多頭飼育ならいいですが、1頭飼いなら開封後の保存方法を考えないといけませんね。

知名度はあまりありませんが、メディコート アレルゲンカットは国産の無添加ドッグフード。
しかも”アレルゲンカット”という名前にあるように、食物アレルギーを考慮してタンパク源に肉を使わず魚のみで作り、小麦も使用しないグルテンフリーです。
無添加でグルテンフリーとくれば”プレミアムドッグフード”と思いますが、原材料の素材は品質が高くないので一般ドッグフードに分類しています。
品質はそれなりですが、一般フードの価格帯で低アレルゲン食を利用できるので、コスト的にあきらめていた方は試してみてはどうでしょう。

モッピープロフェッショナル レギュラーはブリーダー向けの製品を一般でも買えるようにしたドッグフードです。
フードを大量に消費するブリーダー専用フードだったのでコスパがとても良く、一般ドッグフードとプレミアムドッグフードの中間的な価格です。
飼育のプロであるブリーダーが使っていたフードなので、品質の方は心配ありません。
グルテンフリーではないのでアレルギーが気になる子には向いていませんが、タンパク源に消化の良いラムを使用した品質の良いフードです。
粒の大きさが3つから選べ、パッケージサイズのラインナップが豊富なのも○。

無添加に加えグルテンフリーを条件に入れると1.5~2倍にコストアップします。
プレミアムドッグフードというと無添加やグルテンフリーは今やあたりまえで、そのほかに配合している素材の品質や種類で差別化をはかってブランドの価値を上げています。
アイディールヘルスフード メンテナンスは無添加とグルテンフリー以外はこれといってアピールポイントがありませんが、そのコスパの良さは非常に魅力的です。
安全でコスパのいいものをお探しならおすすめのフードです。

フィールドゲインズ ウルトラプレミアムは見た目には輸入フードのようですが、れっきとした国産フードです。
他のプレミアムドッグフードブランドにOEM(他社ブランドの製品を製造していること)でドッグフードを提供しているので品質は信頼できます。
最大の魅力は工場直送でフードが送られてくること。
超新鮮な作りたてのフードが自宅に届きます。
そのためフィールドゲインズ ウルトラプレミアムはただの無添加ではなく、完全無添加。
保存料や酸化防止剤として天然素材のミックストコフェロールなども使用せず、さらにビタミン、ミネラルも添加していません。
しかも中間マージンがないので低コスト。
楽天の直営ショップから購入できます。

セレクトバランスはとてもコスパのいいグルテンフリー無添加ドッグフードです。
無添加でグルテンフリーの条件に合致するブランドは数が多いですが、その中でもかなり安い方。
しかも近い価格帯の製品ではチキンミールを併用したりメインに使っているものが多いのですが、セレクトバランスはチキン生肉のみを使用しているというのも評価が高いですね。
安全で低価格な製品では定番のプレミアムドッグフードです。

条件を厳しくしてグレインフリー(穀物不使用)の無添加ドッグフードとなるとさらに1.5倍ほどコストがアップします。
ペットフード最大手のマースが手がけたグレインフリードッグフードです。
本来肉食の犬のためのレシピということで、生肉をたっぷり使用し穀物を使用していないというのが売りです。
ただし、価格帯からしてチキンミールやラムミールは使用されているので、生肉だけのフードではありません。
なお小型犬用なので中・大型犬には向いていません。

ピナクルはグレインフリーの無添加ドッグフードというだけではなく、単一のタンパク源を使用してよりアレルギーを起こしにくくした低アレルゲンフードです。
タンパク源の種類が
- チキン&スイートポテト
- トラウト(鱒)&スイートポテト
- ダック&スイートポテト
- サーモン&ポテト
- ターキー&ポテト
の5つから選べるので、アレルギーのある愛犬にピッタリのフードが見つかるかもしれません。
これだけの低アレルゲン設計でありながら、コスパはかなりいいのが魅力。
アレルギーのないワンちゃんにとってもコスパのいい良質なグレインフリーフードですよ。

POCHI ザ・ドッグフードはプレミアムドッグフード専門店のPOCHIさんが出しているグレインフリードッグフード。
タンパク源に生肉のみを使用していて高品質。食いつきの良さも期待できます。
チキン、ターキー、ダックの三種類の家禽を使用した「3種のポルトリー」と「ワイルドサーモン」の2種から選べます。

安全性や低アレルゲンだけでなく素材の品質にもこだわりたい方は、人でも食べられるレベルのヒューマングレードの製品から選びましょう。
プラチナム ナチュラル ドライフードはドイツ産のヒューマングレードドッグフード。
グレインフリーではありませんがグルテンフリーで、材料のうち70%に鶏肉を使用している高品質な製品です。
コスパの良さは突出していてヒューマングレードでこの価格はほかにはなかなかないでしょう。
名前がドライフードとなっていますが、水分量が18%もあり分類するとしたら半生タイプになります。

カナダ産のヒューマングレードドッグフードで、アレルギーにも配慮したグレインフリー。
一般のドライフードは発泡処理をされて急速に膨化させて作りますが、オーブンベイクドは名前の通りじっくり焼いてカリッとしたドライフードに仕上げられています。
この製法は栄養素も風味もあまり損なわないので、食いつきの良さが期待できます。
手間のかかる製法で作られているのにもかかわらず、コスパも良いすぐれものです。

ネットでも広告をよく見かけるので知っている人も多い、定番のヒューマングレードドッグフードの1つです。
食用のチキンといってもその品質はピンからキリまでありますが、カナガンに使われている主原料は平飼いチキン生肉。
良質なお肉をたっぷり使い、食いつきの良さは大いに期待できます。
あれだけ広告をしているので値段の高い印象がありますが、ヒューマングレードの中では意外にコスパの良い製品です。
単品購入では高めですが、定期購入すれば10%OFF。
まとめ買いを合わせると最大20%OFFにもなります。
賞味期限が1年半あるので、3ヶ月ごとの定期まとめ買いすればとてもコスパの良いフードになるのです。
この方法ならあのモグワンだってかなりお得になりますよ。