犬に与えてはいけない食べ物7:豆類

大豆はタンパク質や食物繊維が豊富で、健康に良い食品の代表格です。

ドッグフードでも、プレミアムドッグフードなどで原材料に大豆を使っている製品も少なくありません。

豆類は基本的にワンちゃんにとって有用な食品なのですが、時に害を与えることもあります。

この記事では、ワンちゃんに豆類を与える時の注意点についてまとめてみました。

手作り食で豆を使っている方はぜひご一読ください。

Dr.ノブ

グレインフリーの代わりに豆類を使用しているプレミアムドッグフードは多いですね。
フードに入っていても豆を直接食べる機会ってあまりないなぁ。

タロ

生の豆やナッツ類でガスがたまる

生の大豆や他の豆類、ナッツ類は食物繊維が多く、もともと肉食から変化してきているワンちゃんにとって消化のしにくい食べ物です。

玉ねぎやチョコレートのようにワンちゃんに毒となる食べ物ではないですから、少量の豆を食べたからといって症状を出すというものではありません。

しかし食べ過ぎると消化不良を起こし、嘔吐を起こす原因になります。

また、腸内細菌の発酵によるガスがたくさん発生し、腸にガスのたまる鼓脹症になってしまうかもしれません。

豆をわざわざおやつとして与える飼い主さんはいないと思いますから、ほとんどの場合は置いてある豆を盗み食いしてしまうことで起こります。

鼓脹症は苦しい

人間でも4分の1ほどの方が、腸にガスがたまる「ガスだまり」を経験したことがあるといいます。

お腹が張って気持ち悪かったり、痛かったりけっこう苦しいんですよね。

ワンちゃんが豆類を食べて起こる鼓脹症はそれのもっとひどいやつだと考えてください。

レントゲンを撮ると小腸から大腸まで全体にガスがたまっている様子が写ります。

痛みのために吐いてしまったり、食欲がなくなってしまいます。

ガスがなくなってしまえば回復しますが、愛犬を苦しませたくないのなら豆を食べさせないように注意しましょう。

お酒のおつまみのピーナッツや節分の時の豆でよくなりますので気をつけましょう。

加工食品の豆類は問題ない

豆類でも生でなければ安全です。

おうちで煮たものや市販の加工食品であれば、食べても鼓脹症になることはありません。

自然派のドッグフードなどで大豆がよく使用されていますが、加工してあるのでガスが出ることはないです。安心して与えてください。

アレルギーには注意

大豆はワンちゃんに食物アレルギーを起こすことがあり、食物アレルゲンの検査でも基本検査項目に含まれている食材です。

アレルギー体質のワンちゃんでは注意が必要です。

どの食材でもありえますが、大豆に対してアレルギーがある場合は生であろうと加工してあろうと与えないようにしないといけません。

尿石症の犬は加工食品であっても避けた方がいいかも

豆に対してアレルギーを持っていなくても、尿石の病歴があるワンちゃんには豆類を与えないほうがいいでしょう。

豆類はミネラルが豊富で尿石症になりやすくなる可能性が報告されています。

なので該当するワンちゃんは、たとえ加工した豆製品であっても与えないようにしましょう。

特に、豆腐はマグネシウムを含んだにがりを使用しているので、与えてはいけません。

まとめ

生の豆を食べると腸にガスのたまる鼓脹症になってしまいます。

少量なら心配ありませんが、ワンちゃんは思いもかけず大量に食べてしまうことがあります。

死ぬことはまずありませんが、愛犬を苦しませないために盗み食いに注意してください。

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