NOW Grain Freeはカナダの家族経営のプレミアムドッグフードメーカー、ペットキュリアンのブランドの1つ。
プレミアムドッグフードの激戦区であるカナダでも存在感があり、これから伸びてきそうなブランドです。
Dr.ノブ
タロ
目次
NOW Grain Freeを選ぶに値するメリットやおすすめのポイントをピックアップ!
- 人工保存料・着色料など不使用
- 肉副産物不使用
- グレインフリー
- 七面鳥生肉が第1主原料
Dr.ノブ
NOW Grain Freeには、一般ドッグフードによく使われている化学的に合成された保存料や着色料を一切使用していません。
使われているのはミックストコフェロールやローズマリーなどを天然の酸化防止剤として添加されているだけです。
添加物は人の食品でも気になる人は気になるもの。
毎日同じドッグフードを食べるワンちゃんではその影響は人よりも大きくなります。
安心して与え続けられるように主食となるフードにはできるだけ添加物の入っていないものが理想です。
その点、化学的に合成された防腐剤を使用していないNOW Grain Freeなら問題ありません。
価格のリーズナブルなドッグフードには、ほとんどの場合チキンミールのような人の食べられない部分、肉副産物を利用して作られた素材が使用されています。(レンダリング製品といいます)
肉副産物やそれを利用して作られたレンダリング製品はリスクが高いというわけではありませんが、家族同様に愛犬に接している飼い主さんにとっては抵抗がある方も多いです。
NOW Grain Freeには、肉副産物やレンダリング製品は使用されていません。
当然、ネットでうわさの4Dミートも入っている心配はないので、安心して与えることができます。


穀物を使用したドッグフードは2つの意味でネットでの評判が悪いです。
1つは本来肉食の犬は穀物を十分消化できないので体に悪いというもの。
もう1つは食物アレルギーの原因になりやすいというものです。
消化に悪いうんぬんはちゃんと加工されたフードでは心配はありません。

一方、アレルギーに関しては、穀物の中でも小麦はアレルゲンとなりやすいので与えるのに注意が必要なことは間違いありません。

ただし、上の記事でも書いているように、アレルギー体質を持っていない犬では必ずしもグレインフリーのフードである必要はありません。
ただ、その見極めは難しい面もあるので、主食であるフードを低アレルゲンにしておいた方が無難だということです。
NOW Grain Freeは完全なグレインフリーなので、このような懸念は無用です。
品質を重視したプレミアムドッグフードであっても、ブランドによっては第1主原料が穀物やチキンミールなどになっている製品があります。
せっかく高いお金を出して買うのですから、肉が一番多く入っていないなんてちょっともやもやしてしまいますよね。
NOW Grain Freeでは、ターキー(七面鳥)の生肉がもっとも多く使われていて第1主原料。
肉は他にサーモンやダックが使用されています。
生肉がしっかり使用されているので、食いつきの良さも期待できます。
また、これらの肉はアレルギー用フードの原料にもよく使われていて、アレルゲンとなりにくい素材です。
グレインフリーだけでなく、動物性タンパク源にも低アレルゲンを考えていることがうかがえます。
上記以外にNOWの公式サイトでメーカーがアピールしているポイントをまとめてみました。
- 粒がクローバー状で小型犬でも食べやすい
- 口臭とオーラルケアに配慮
- 中性脂肪になりにくいココナツオイルを使用
- プロバイオティクスとプレバイオティクスを配合しお腹の健康をサポート
- 抗酸化成分配合
NOW Grain Freeを選ぶ際に気になるデメリットや残念な点はこちら。
- ヒューマングレードではない?
- かなりコスト高
Dr.ノブ
ペットキュリアンの公式ページには、原材料がヒューマングレードや食品レベルの品質という記載はありません。
なので、完全なヒューマングレードのフードではないのかもしれません。
しかし、肉副産物やレンダリング製品は使われていないので、他社のヒューマングレード製品に準ずるくらいの品質であると考えていいと思います。
「人の食品レベルとまったく同じものを食べさせたい」というならおすすめはできませんが、そうでないのなら全く問題のないレベルの品質です。
確実にヒューマングレードのフードを選ぶのならDr.ノブおすすめドッグフードから選びましょう。
NOW Grain Freeの最大のデメリットは価格がかなり高いこと。
無添加で生肉を多く使用し低アレルゲンにもこだわっているとなれば、コストが上がるのはしょうがありません。
しかし、他社の同レベル帯のプレミアムドッグフードと比べてみると高めなのは否めません。
輸入フードなので、円安の今はより割高の傾向が強くなってしまいますね。
品質的に文句のないNOW Grain Freeですが、口コミ評価はどうなっているでしょう?
まずは良い評価から。
よく食べてくれるという意見のほか、小型犬でも食べやすいというコメントが目立ちます。
次に悪い口コミ。
やはり価格が高いことへの不満がいくつかありました。
素材へのこだわりやペットの健康を考えた安全性への取り組む意識の高さは評価できます。
また、プレミアムドッグフードにもかかわらずラインナップやパッケージサイズが豊富など、小規模の会社とは思えないほど。
小型犬用の「スモールブリード」には 成犬用のアダルト以外にパピー用とシニア用もあり、ほかに全犬種用のパピー用・アダルト用・シニア用や、タンパク源を変えたフィッシュ(アダルトのみ)とレッドミート(アダルトのみ)があります。
また、トッピングなどに使えるシチュータイプも用意されています。
非常に魅力的なブランドですが、あとは価格だけ。
オリジンよりは安いですが、予算に余裕がないとなかなかきびしいかも。
もっと円高になってくれればいいんですけどね。
ここまでの品質を達成しているのなら、ヒューマングレードにすればいいと思うのですが。
愛犬に食べさせるフードはヒューマングレードでありたいという飼い主さんはけっこういますからね。
実際ヒューマングレードなのかもしれませんが、それならヒューマングレードであることをアピールして欲しいですね。
今の品質にヒューマングレードがプラスされれば、価格的な不満も減るんじゃないでしょうか。
原産国 | カナダ |
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ライフステージ | 成犬 |
原材料 | ターキー生肉、乾燥全卵、エンドウ豆、エンドウ豆粉、ポテト、ポテト粉、天然香料(チキン由来)、 フラックスシード、リンゴ、キャノラ油(ミックストコフェロールで酸化防止)、サーモン生肉、 ダック生肉、ココナツ油(ミックストコフェロールで酸化防止)、トマト、アルファルファ、 ニンジン、カボチャ、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、バナナ、ブルーベリー、 クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、乾燥チコリ根、 パセリ、ペパーミント、乾燥ローズマリー、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウム、 トリポリリン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化コリン、 ビタミン類(ビタミンAサプリメント、ビタミンD3サプリメント、ビタミンEサプリメント、 イノシトール、ナイアシン、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、 d-パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、β-カロテン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12サプリメント)、 ミネラル類(メチオニンキレート亜鉛、タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、 タンパク質キレート銅、酸化亜鉛、タンパク質キレートマンガン、硫酸銅、硫酸第一鉄、 ヨウ素酸カルシウム、酸化マンガン、セレン酵母)、タウリン、DL-メチオニン、L-リジン、 海藻抽出物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、緑茶抽出物 |
成分 | タンパク質27%以上、脂質17%以上、繊維4%以下、水分10%以下、オメガ6脂肪酸2.5%以上、オメガ3脂肪酸0.5%以上 |
添加物 | 酸化防止剤としてミックストコフェロール(ビタミンE) |
グレイン | フリー |
グルテン | フリー |
内容量 | 454g、908g、2.72kg、11.34kg |
エネルギー(100gあたり) | 374kcal |
価格 | 5,896円 [2.72kg ネット参考価格] |
単価(100g) | 217円 |
販売会社 | グローバル ペット ニュートリション 公式サイト |
※犬種別は僕自身はあまり意味が無いと思っているので、この表には取り入れていません。
