これだけあるワンちゃんの間食用フード【犬のおやつ】

ワンちゃん用のフードにはドライフード・半生フード・ウェットフードの総合栄養食の他に、しつけやおやつ用のドッグフードがたくさんあります。

おやつをうまく活用すれば、飼い主さんとワンちゃんがコミュニケーションを取るのにとても役立ちます。

間食用フードにはどのような種類があるのか?そしてその使い方についてご紹介します。

Dr.ノブ

愛犬がちぎれるように尻尾を振りながらおやつを食べる様子は愛おしいですよね。
おやつ!おやつ!おやつ!

タロ

いろいろな間食用フード(おやつ)

ジャーキータイプ

ジャーキータイプの犬のおやつ

牛や鶏などの肉を乾燥させてスティック状に加工したワンちゃん用おやつの定番です。

人気は鶏のジャーキーですが、他に牛肉、馬肉、子羊、鹿肉などもあります。

また魚系ではマグロやたらなどで作られたジャーキータイプのおやつも人気です。

厳密にはジャーキーではありませんが、チーズや煮干しも同じジャンルとして扱われることもあります。

Dr.ノブのアドバイス

ひと昔前はビーフ系のジャーキーが多くありました。
しかし、牛肉をワンちゃんに与えると大腸炎を起こし血便が出ることがあります。
以前はビーフジャーキーを食べて血便が出て来院する子がとても多かったのです。
そのせいか今はビーフ系はほとんどなくなりましたね。
普通の牛肉やビーフの入ったドッグフードを与えても大腸炎になることがあるので、お腹の弱いワンちゃんにビーフ系を与えるのはおすすめしません。

飼い主さんびっくり!愛犬の便に血が…原因は牛肉だった!?

ガムタイプ

ガムタイプの犬のおやつ

なかなか噛みちぎることができない犬用おやつで、ワンちゃんの噛む欲求を満たすことと、歯みがき効果を期待して与えられます。

牛皮を原料に作られている製品が多いですが、食物繊維やゼラチンなどから合成してガム状に作られた製品もあります。

ガムではありませんが、同じ目的で牛のひづめやアキレス腱を用いることもあります。

どちらにせよ、万一、丸呑みしてしまったとしてもノドに詰まらないサイズ(小さいか飲めないほど大きい)を選ぶことが大事です。

スナックタイプ

スナックタイプの犬のおやつ

スナックタイプにはビスケットタイプやつぶつぶのボーロ、肉や野菜をカットしてそのまま加工したおやつ、ほとんど半生フードと変わらないもの、果てはワンちゃん用ケーキなどが含まれます。

使われている材料もさまざまです。

ビスケットやボーロでは小麦粉や卵がよく使われているので、ワンちゃんのアレルギーが気になる人は避けたほうがいいでしょう。

材料をそのまま利用しているおやつでは、牛肉100%のものがあるのでお腹が弱い子には与えない方がいいと思います

骨タイプ

骨タイプの犬のおやつ

まさに動物の骨そのものをおやつにしたものです。

目的はガムと同じで噛む欲求を満たしてあげるのと歯石の予防効果が期待できます。

一般にガムタイプよりも固いので長持ちするのですが、固すぎると歯が欠けてしまったり、大きな破片に割れると丸呑みした時にノドにつかえるリスクがあります。

MEMO
骨・ボーンタイプに分類されていても、穀類や肉類で骨型に成形されだけのものもありますので、購入の際にはよく確認しましょう。

間食用ドッグフード(おやつ)の与え方

間食用ドッグフード(おやつ)は人間がおやつを食べるような感覚で、むやみに与えるのはよくありません。

いつ与えるのがいい?

マテをしている犬

おやつは飼い主さんがワンちゃんとコミュニケーションを取るためや、しつけのご褒美として利用するものです。

トイレがうまくできた時や、留守番後のご褒美、待てやお座りを覚えさせる時のご褒美などTPOをはっきりと決めて与えるようにしましょう。

たくさん与えても問題ない?

ジャーキータイプの犬のおやつ

おやつの種類にもよりますが、物によってはかなりの栄養価があります。

普段、良質な理想的な栄養バランスのドッグフードを与えていても、間食のおやつをたくさん与えていては台無しです。

一般に、与えるおやつは1日の食事量の20%以内にとどめるのがいいとされています。

どのタイプのおやつを与えるのがいい?

犬のおやつ

目的によって与えるおやつは変わってきます。

噛むためのおやつは留守番など、ひとりでおとなしくしていて欲しい時に与えるといいでしょう。

ビスケットやボーロなど、ひとくちで食べられるおやつは、しつけの時のご褒美に向いています。

ただし、アレルギーやお腹が弱いなど問題がある場合は原料に注意して与えてください。

Dr.ノブのアドバイス

吠えるのを止めさせるのにおやつを使うのはおすすめしません。
ワンちゃんの立場からすると、吠えたことのご褒美になりかねません。
そう解釈してしまうと、「もっとおやつが欲しい」とますます吠えるようになってしまいます。

好き嫌いの多いワンちゃんは要注意!

普段からドッグフードの好き嫌いがはっきりしているワンちゃんにおやつを使う場合は細心の注意が必要です。

というのも、一般にワンちゃんはドッグフードよりもおやつ用フードの方を好みます。

ワンちゃんからすれば、おやつの方がおいしいと感じる子が多いのでしょう。

いつものドッグフードをしぶしぶ食べているような子におやつの味を覚えさせると、ますますドッグフードを食べなくなることがあります。

このような嗜好性の強いワンちゃんにはいろんな味を覚えさせないことをおすすめします。

もし、人の食べ物を与えたりするとフード類を一切食べなくなることも珍しくありません。

実際に診療で、人の食べ物や限られた食べ物しか食べなくなった子によく遭遇します。

このようなワンちゃんには特別なおやつを使うのではなく、普段食べているドッグフードを少しご褒美として与えるか、食べ物以外のご褒美(十分に褒めてあげる、遊んであげるなど)を用いるようにしましょう。

Dr.ノブのアドバイス

嗜好性の強いワンちゃんにドッグフードを食べてもらうのには苦労します。
家族全員でドッグフード以外のものを与えないことを徹底する必要があります。
お母さんは頑張っているのに、ワンちゃんに甘いお父さんやおじいちゃん、おばあちゃんが人の食べ物を与えてしまうというのがよくあるパターンですね。
家族みんなで心を鬼にして取り組んでください。

おやつと食事ははっきり区別を!おやつのやり過ぎ注意!

まとめ

おやつは飼い主さんとワンちゃんがより絆を深めるのにとても有用です。

目的とタイミングを決めてダラダラと与えないことが大切です。

ワンちゃんの健康のために与えすぎないことと愛犬にあった原材料に注意して活用しましょう。