ドッグフードによく使われる原材料その11 プロバイオティクス

プロバイオティクスって何?

最近、テレビやネット、雑誌などでプロバイオティクスという言葉を聞いたことがありませんか?

このプロバイオティクスという言葉はサプリメントの分野でよく耳にするのですが、品質の高いプレミアムドッグフードでは、その原材料として使用されていることがよくあります。

サプリメントに入っているくらいなので、何らかの健康成分であることは想像できても、具体的にどういうものでどのような効果が期待できるのかよくわかりませんよね。

そこでこの記事では、プロバイオティクスとは何か?ドッグフードに使用してどのような効果が期待できるか?について調べてみました。

プロバイオティクスとは

プロバイオティクスの定義としては

腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物

ということになります。

腸内フローラとは腸内細菌叢ともいい、腸内に住む善玉菌や悪玉菌のバランスのことと考えてください。

プロバイオティクスとは簡単に言うと、ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌などの乳酸菌のようにお腹に良いとされている善玉菌のことで、それらを摂取することで腸内環境を整えることができるものの総称です。

定義から言えば、ビフィズス菌などの乳酸菌そのものがプロバイオティクスなのですが、一般にはそれらを含んだ食品やサプリメントのこともプロバイオティクスと呼んだりしますね。

プロバイオティクスによって善玉菌が増え悪玉菌が抑制されることで

  • 便秘・下痢の解消・予防
  • 免疫力を向上させる
  • アレルギーを抑制
  • コレステロール低下

などの効果が期待できます。

Dr.ノブ

乳酸菌の種類によって、期待される効果は微妙に違うようです。

ドッグフードにプロバイオティクスが使用されるのはなぜ?

近年は、ワンちゃんでもプロバイオティクスが流行りです。

もともと整腸剤として使用されているビフィズス菌などはプロバイオティクスであったわけですが、最近はサプリメントとして健康維持のために与えるためのプロバイオティクスの商品がたくさん製品化されています。

プレミアムドッグフードではそれがさらに進んで、サプリメントをわざわざ飲ませなくてもいいように、ドッグフードにあらかじめ入れてしまえという考えのようです。

関節用サプリ成分のコンドロイチンを添加したり皮膚用サプリ成分のオメガ3脂肪酸を強化するのと同じ考えですね。

プロバイオティクスは治療のための整腸剤として使用されているくらいですから、その効果は十分期待できるものです。

お腹の弱い愛犬を飼っている方や健康維持を願っている方にはうってつけと言えるでしょう。

プレバイオティクスとの違い

プロバイオティクスとよく似た名前でプレバイオティクスというのがあります。

ちょっとややこしいですね。

僕も一瞬どっちだったか間違えそうになるんですが、プレバイオティクスは大腸内で善玉菌の増殖や機能増強に役立つ物質で、一般にオリゴ糖などの食物繊維のことを指します。

食物繊維は消化されずに大腸にまで届き、乳酸菌など善玉菌のエサになることで善玉菌を活性化し、間接的に腸内環境を整えることに役立ちます。

Dr.ノブ

プロバイオティクス(善玉菌)が本体でプレバイオティクス(食物繊維)はブースターのようなものだと思ってください。

プロバイオティクスにリスクはない?

プロバイオティクスの乳酸菌は大腸に住んでいる善玉菌ですから、健康への効果のメリットはあってもリスクとなる心配はありません。

もしプロバイオティクスにリスクが有るというのなら、ヨーグルトにリスクが有ると言っているのと同じです。

過剰な摂取というのも気にする必要はなく、サプリメントなどでは「乳酸菌が〇〇個入っている」といかにたくさんの乳酸菌が入っているかを売りにしているくらいです。

なのでドッグフードにプロバイオティクスが入っていても安全性に何も問題はありません。

プロバイオティクスを使用しているドッグフード