ナチュラルドッグフードを世に送りだして20年の歴史を持つウェルネス。
アメリカの専門誌において15年連続で推奨ドッグフードに選出されている信頼のブランドです。
厳選された生肉を使用して高タンパク質で消化がいいことを売りにしています。
Dr.ノブ
タロ
目次
ウェルネスの特徴はプレミアムドッグフードの基本、
- 無添加
- グルテンフリー
の2点をしっかりとおさえた上で、第1主原料に骨抜きの生鶏肉を使用している点。
健康と食いつきを両立していて15年連続の推奨ドッグフードというのも伊達ではありませんね。
さらに関節・お腹・被毛の健康サポート成分も配合されているオールインワンのドッグフードで、健康志向の飼い主さんにおすすめです。
ウェルネス 骨抜きチキン&オートミールのセールスポイントをくわしく解説します。
- 着色料・香料不使用、保存料・酸化防止剤に人工添加物不使用
- 主原料にチキン生肉を使用
- 関節・腸・被毛の健康サポート成分配合
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すべてのウェルネスの製品は着色料や香料を一切使用していません。
また、安全性に不安のあるエトキシキン・BHA・BHTなどの人工的な保存料や酸化防止剤を使用していません。
ウェルネスに使われているのは酸化防止剤としての天然由来ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物とすべて天然由来の成分のみ。
長きに渡って毎日食べさせていくドッグフードだからこそ、より安全なものを食べさせてあげたいというのは飼い主さんの自然な願いです。
その点、ウェルネスは安心して愛犬に与えることができるドッグフードの1つといえます。
ウェルネスでは、主原料に厳選された鶏生肉を使用しています。
一般のドッグフードではコスト削減のために穀物などを増量して主原料になっていることがありますが、ウェルネスは動物性タンパクを主原料に、しかも品質の良い鶏生肉が第一原材料となっています。
香料などの添加物が入っていないと食いつきが落ちることがあるのですが、質のいい鶏生肉を使用していて風味がアップしているので、食いつきはいいと評判です。
ウェルネスには、関節軟骨の代謝に重要なグルコサミン・コンドロイチン、腸内善玉菌であるプロバイオティクスの乳酸菌、皮膚や毛並の健康維持をサポートするオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸を含有しています。
これらは本来ならドッグフードとは別に与えるサプリメントに含まれる成分。
つまり、わざわざ健康維持のサプリメントを与える必要はありません。
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ウェルネス 骨抜きチキン&オートミールにも気になる点がいくつかあります。
- グレインフリーではない
- チキンミールを使用している
- コスパはよくない
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一応、ウェルネスではアレルギーのことを考慮して全ラインナップで小麦不使用となっています。
しかし、骨抜きチキン&オートミールではオートミール、粗挽き大麦、粗挽き玄米を使用しているので穀物不使用(グレインフリー)の条件は満たしていません。
また、オートミール(オーツ麦)と大麦はある程度グルテンが含まれるので完全なグルテンフリーでもありません。
グレインフリーにこだわるのであれば骨抜きチキン&オートミールはオススメはできません。
同じウェルネスに穀物不使用のウェルネスコアという製品があるので、そちらを選びましょう。
アレルギーでないワンちゃんではグルテンフリーである必要はありません。
(→低アレルゲンのドッグフードを与えたほうがいいの?)
またアレルギーがあっても、オーツ麦や大麦のグルテンはアレルゲンとなりにくく、小麦アレルギーのある子がオーツ麦や大麦に反応するのは2割程度と言われているので与えても大丈夫な可能性は高いです。
ウェルネスは鶏生肉を第一原材料にしていることをセールスポイントにしていますが、第二原材料にはチキンミールが使用されています。
チキンミールは肉副産物(頭や骨、足など食用に適さない部分)が使用されているとして愛犬家の間では評判が悪い素材です。
さいわいウェルネスの製品には肉副産物を一切使用していないとメーカーが公言しているので、ウェルネスのチキンミールには食用に適さない鶏ガラや頭の部分、足などは入っていないと考えられます。
それでも、ミール(肉粉)に加工していることから、もとの肉はそれほど質の良いものとは思えません。
なので、ヒューマングレードとはいい難いですし、公式サイトも製品がヒューマングレードであるとはアピールしていません。
より品質の高いものを探している飼い主さんにはオススメはできません。
確実にヒューマングレードのフードを選ぶのならDr.ノブおすすめドッグフードの中から選びましょう。
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ウェルネスはプレミアムドッグフードの中では、無添加や安全性、原材料のこだわりはそれほど高くありません。
ナチュラルチョイスやナチュラルハーベストと同程度のグレードですが、価格的にやや割高になっています。
ただし、ドッグフードはワンちゃんの好みや相性もあるので、他の商品に比べてウェルネスをよく食べてくれるとか、調子が良いとか差が出ることは普通にありますので、試してみる価値はあると思います。
どんないいドッグフードでも食べてくれなければ意味がないですからね。
サプリ成分いっぱいのウェルネス 骨抜きチキン&オートミールですが、口コミ評価はどうなっているでしょう?
まずは良い評価から。
という評価。
ウェルネスは骨抜き七面鳥&オートミールの方がメインで、骨抜きチキン&オートミールの口コミはほとんどありません。
なので、今の所、悪い口コミは見つけられませんでした。
ウェルネスは他のブランドに特に抜きん出た特徴があるわけではないですが、長年推奨ドッグフードに選ばれているように愛犬に試してみて失敗の少ない製品といえます。
小型犬用ドッグフードに力を入れていて、ほかに超小型犬・小型犬専用のラインナップがあります。
サイズや原料で選択肢が増えるので、小型犬の飼い主さんではじめてプレミアムドッグフードを与えてみようという方にはオススメです。
ウェルネスを辛口にチェックするなら以下のポイントが気になります。
それは輸入フードであること。
品質の良いフードでも輸送の間に劣化しないかという心配が多少あります。
輸入フードでは長距離輸送になるので、国産フードに比べると不利です。
国産フードだと工場直送で家庭に届く商品もあるので、製品の新鮮さでは一歩譲ってしまいますね。
輸入の輸送過程にもピンからキリまであって、他の商品と雑多に常温のコンテナで運ばれてくるものもあれば、チャーターした保冷コンテナで厳重に管理されて輸送されるものもあります。
条件のいい輸送であれば劣化は最低限に抑えられます。
ウェルネスはそれほどメジャーなフードではないので、いい状態のコンテナで運ばれているのかとても気になります。
飼い主さんが安心できるようにそのへんの情報も公開してほしいですね。
原産国 | アメリカ |
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ライフステージ | 1~6歳 |
原材料 | 骨抜きチキン、チキンミール、オートミール、粗挽き大麦、えんどう、 粗挽き玄米、鶏脂、トマトポマス、粗挽き亜麻仁、トマト、にんじん、 チキンエキス、ほうれん草、さつまいも、りんご、ブルーベリー、チコリ根抽出物、 ガーリックパウダー、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、 ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、コンドロイチン硫酸、 グルコサミン、ユッカ抽出物、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、 A、C、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、B12、葉酸)、 ミネラル類(塩化カリウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、 硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、 硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、 酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物) |
成分 | 粗たんぱく質22.0%以上 粗脂肪12.0%以上 粗繊維4.0%以下 粗灰分5.7%以下 水分11.0%以下 カルシウム1.1%以上 リン0.8%以上 ビタミンE 400IU/kg以上 オメガ-6脂肪酸2.7%以上 オメガ-3脂肪酸0.4%以上 グルコサミン250mg/kg以上 コンドロイチン硫酸200mg/kg以上 ベータカロテン5mg/kg以上 タウリン0.09%以上 総乳酸菌※数43,000CFU/g以上 ※ラクトバチルス・プランタルム、エンテロコッカス・フェシウム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・アシドフィラス |
添加物 | 酸化防止剤に天然由来ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、 緑茶抽出物、スペアミント抽出物使用 |
グレイン | オートミール(オート麦)、大麦、米 |
グルテン | フリー |
内容量 | 2.7kg |
エネルギー(100gあたり) | 361kcal |
価格 | 4,158円(税込) |
単価(100g) | 154円 |
販売会社 | ウェルネス 公式サイト |
※犬種別は僕自身はあまり意味が無いと思っているので、この表には取り入れていません。
